3月1日に兵庫県にある陸上自衛隊伊丹駐屯地で、中部方面隊65周年記念行事が行われました。
自分の住む地域の方面隊であり、私としては初となる方面隊の式典をレポートします。
陸上自衛隊中部方面隊

陸上自衛隊は日本各地を5つの方面隊に分けて、防衛と警備を行っています。
その中で中部方面隊は司令部がある兵庫県をはじめとした、近畿地方と中国地方・四国地方・静岡県を除く東海地方に加えて、新潟県を除く北陸地方での防衛・警備を担任している。
大阪や名古屋の都市圏に瀬戸内海沿岸や東海地方など工業地帯に、原子力発電所が日本で最も置かれている福井県があるなど経済的に重要な地域に加えて、2023年に起きた能登半島地震や1995年の阪神大震災、2018年の西日本豪雨と大規模災害が発生した地域でもあり、陸上自衛隊が守る重大さを中部方面隊は背負っている。
そんな中部方面隊は近畿地方の第3師団・東海・北陸の第10師団・中国地方の第13旅団・即応機動連隊を持ち機動旅団となっている、四国地方の第14旅団の2個師団・2個旅団を中心に第4施設団や中部方面特科連隊・第8高射群などがある。
中部方面隊記念式典と新型装甲車

陸上自衛隊中部方面隊の司令部がある伊丹駐屯地は兵庫県伊丹市にあり、私は前日泊まっていた京都市からJRの京都線と宝塚線を乗り継いで北伊丹駅げ下車し駐屯地へ向かいました。
北伊丹駅では駐屯地から送迎のバスが来ていましたが、これは来賓または招待者に限られるので一般来場者はバスやタクシーまたは徒歩で向かう事になります。
駐屯地に入ってすぐにキッチンカーによる売店が連なるエリアがあり誘惑されつつも駐屯地の奥へと向かいます。
式典会場近くで目当ての新顔が見えました。
陸上自衛隊が96式装輪装甲車の後継として採用したフィンランドのパトリアAMVが展示されていた。陸上自衛隊の装甲車に施される茶色と緑の迷彩が塗られた姿でしたが高い車高が新たな形に見える。
AMVはモジュラー構造の装甲車で人員輸送のみならず、指揮車や救急車に戦闘車両への改造も可能にした車輌でありその大柄さは改造の余地を持つ形に見えました。

式典の会場近くでは方面隊衛生隊の展示もあり、訓練で使う負傷者の人形が展示されていました。傷口のみならず千切れている姿の人形もあり実戦への想定を感じさせます。また隊員の説明で訓練で注射の針を刺した多くの跡も教えてくれて人形が教材として役に立っているのも見る事が出来た。

式典会場は中部方面隊が担任する2府19県の旗が並び近くの伊丹空港から発進している旅客機が上空を通り過ぎる。中部方面総監の巡閲や挨拶に兵庫県知事など来賓からの挨拶が行われる式典と車輌とヘリが行進する観閲行進で進行する。

戦闘訓練展示のような車輌による大きな動きを見せる展示はありませんでしたが、各種銃器を持って動作を見せてくれたり、衛生部隊の展示や音楽隊の演奏に装備品展示と見応えある記念行事でした。


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