私は時々予知夢を見るのですが、その正確さに定評あり。
特に危険を知らせる内容、身内に子供が生まれる、結婚する等のおめでたい事から、残念だけど、不幸や人死・・・などなど、朝方にみるハッキリとした夢はほぼ正夢になります。
大島へ
40年ほど前、友人から伊豆からヨットに乗って大島へ行こうと誘われました。ヨットに乗れることなんてありませんので、もちろん参加。
それからというもの、友達達とヨットの話になるのですが・・・当時伊豆は群発地震が続いていました。
火山が噴火するんじゃないの?
そうしたら、月まで吹っ飛ぶかも、1回転して着地する、など大はしゃぎ。
ですが、出発する前日、地震で乗り物が火災に巻き込まれて逃げ惑うという、かなりリアルでカラーの本当に恐ろしい夢を見てしまいました。それでも楽しみにしていたので、うきうきと新幹線に乗って出発。
ヨットでの出来事
当日、海は大しけでなんとマストが破れてしまうほど。私は船室に入ると、一瞬のうちに平衡感覚を失い、新しい船なのに戻してしまいました。あまりに天候が悪く、目指していた大島には行けず、次の日に。
次の日もシケが強くて、乗らない人が出る中、女の子3人を含めて再び出発。
15分くらい進んだとき、慌ただしい声が。
「火事だー、火事だぞ!」
エンジンルームから出火し、火が噴き出していました。
船って、とても燃えやすいので、あっという間に手のつけられない状況に陥りました。
極限状態でしたが、意外にも冷静で・・・。
死ぬんだ・・・あの時ふざけてた友人たち笑うだろうな?
今まで育ててくれた両親に本当に申し訳ない・・・。
そんなことを思い、焼かれて死ぬのはイヤだ。せめて、おぼれて死ぬのを選択しよう、と船の縁に身を出したそのとき、一隻の小さな漁船がこちらに向かってきました。
助けに来てくれたのです。
なんで生き残れたのだろう?
いつ死んでもいいんだもん、そんなことを日頃からいっていたくせに、いの一番に漁船に飛び乗った私。
大荒れの海、どうやってポーンと隣の漁船に飛び乗れたのか・・・今もわかりません。
全員が漁船に救助され、燃える船を後にしました。
当たり前ですが海上保安庁に呼ばれ、事情聴取に向かうのですが、保安庁に入るとき数台のカメラに映され、ニュースになっちゃうの?
その時見せられた、燃えさかる船、沈んでしまった様子。
何で生き残れたんだろう・・・夢のお告げを聞いていればこんなことにはならなかったな。
※画像はイメージです。
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