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ゲームじゃない、ほんとうの事

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小学生のころ、放課後に公園や友達の家で集まって遊んでいました。
いつも集まっているのは、みんなゲーム好き。
対戦やパーティ、シューティングゲームなどなど、いろんなジャンルのゲームを持ち寄ってプレイしていました。
勿論、ホラーゲームもみんな大好きで、ゲームの中ですが幽霊や怪奇現象には慣れてしまっていて、幽霊なんていない、怪奇現象なんて現実的じゃない!と認識しておりました。

ある日、いつもゲームばかりじゃつまらないし、たまにはいつもと違う公園で遊ぼうとなったのです。
お互い知っている公園を教え合い、皆で話し合った結果、ある公園に行こうとなりました。
そこは、そこまで遠くない場所にあり田んぼに囲まれていて、水路でザリガニを取りができるというのが決めてです。早速、用意をして自転車で向かったのでした。

目次

公園での出来事

公園に到着すると、早速、ザリガニ取りを始めるのですが、お寺とお墓も隣接して、ちょっと気持ち悪いなと。
でも気にせずに、いつもの如くワイワイ遊んでいたのですが・・・。

友達の一人が「お腹が痛いといいだし」公園の端っこにあるトイレにいきました。
その時です。「わああああああああ!」と中から友人の悲鳴が!

何故か息苦しさを感じながら「大丈夫!?」と駆け寄るとズボンを履いていない友人が、トイレから飛び出してきました!
友人の話によれば、用を足しているときに外から「コンコン」とノックされ、入っていますといっても収まらず、「いい加減にしてよ!」と言おうとした瞬間、真っ黒い何かがトイレの上から覗き込んできたそうです。
驚いてズボンを履いてトイレから逃げ出そうとしたら、「逃さなないよ」とズボンを捕まれ、仕方なく「そのまま」の状態で逃げ出してきたというのです。

ゲームとリアル

僕たちは真っ青になりました。
トイレに彼のパンツとズボンを取りにいくと、もしかしたら恐ろしい目にあう。
ジャンケンで誰が行くか決めたのですが、負けてしまった僕は取りに行く事ができず、仕方なく着ていたシャツを貸して、大切な部分が見えないように腰巻きのようにしてあげる事しか出来ませんでした。

何故あんなことが起ったのか不思議に思い、後に聞いた噂によると、そこのトイレは自殺スポットで先日も首を吊っている人がいたとか。
ゲームではどんな怪奇現象が起きても笑っていられますが、実際に体験すると・・・。

※画像はイメージです。

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