最近めっきり新製品が一般販売されなくなった、HGUCのキット・ディジェを組み立てました。
HGUCディジェ
HGUCディジェは関節の一部にKPS、ゲーブルの部品に軟質樹脂を使用したキットで、ポリキャップは2014年頃のガンプラで使われていたPC-002になっています。
太ももの可動はGレコあたりのキットで見られた片側に軸のあるポリキャップを使用したものとなっていて太ももの左右軸の回転が可能です。
武器はビームライフル、バズーカ、クリアパーツのエフェクトの付いたビームナギナタが付属しています。
ビームライフルとバズーカは専用のランナーで、HGUCリバイブ百式と完全に共通の形状です。銃握り手と平手が付いてくるのもいいところです。
なお、バズーカは左肩にかけることもバックパックにかけることも可能で、その気になれば3丁のバズーカをかける事もできます。

意外と小さいディジェ
ディジェは全高23.0m(頭頂高ではない)という設定や、ジオン系のフォルムであることなどで結構大きいのではと勝手に勘違いしていました。
HGUCZガンダムと比べて1cm程度低く見え、手首のサイズもZガンダムと同等となっています。
ディジェのベース機とされるリック・ディアスは手首が専用の大きなものということもあり、ディジェはエゥーゴ系モビルスーツでは小さい部類と言えるでしょう。
旧キットを組んでいないのでわからないのですが、旧キットはかなり手首などが大きいのではないでしょうか。

ディジェの色分け
2018年のキットだけに非常に色分けが優秀で、シールドの黄色い模様(シールでフォローされています)とビームライフルのケーブル部分、センサー程度しか塗装が必要な箇所がありません。
モノアイはシールで再現されていますが、十字の模様が印刷されているのがポイントで光の反射もしっかりするシールとなっています。
マーキングデカールはありません。

ディジェの今後
ディジェはRE/100で先にキット化されていることから考えると、MG、RGでのキット化はほぼありえないものと考えられます。
そのためディジェそのものとして今後の展開はなく、バリエーション機の展開があるかどうかというところがポイントと言え、ムーンガンダムに登場したリック・ディジェの登場があるかが気になります。
関節パーツや顔のパーツの分割などを見ると全く前提としていないわけではないという程度ではないでしょうか。
リック・ディジェは外装の見た目がほとんど違うので、このキットでできることはしたとは言えるかもしれません。

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