私はかつて火葬場に勤めていました。
この火葬場はご遺体の安置も受け付けていたので、他と比べて不可思議な現象がいくつも体験しています。
そうした現象のうち、今回ご紹介するのは火葬場に現れる巨大な塊です。
塊はオーブ?
塊と話しましたが、この正体はオーブと呼ばれる物だと思います。
オーブというのは、心霊やオカルト好きな人にとってよく知られているメジャーな物体で、形は球体、一説によると人の魂や残した思いの塊であると言われているようです。
仮にオーブだとして、火葬場に現れるそれは一般的に知られるものとまったく別物といえる物体であり、異なるl特徴を持っています。
心霊映像で見られるオーブは、発光する小さな球体で夜や暗い空間を浮遊します。
しかし火葬場に現れるオーブは、浮遊する球体であることは共通していますが、大きさも色も違ってしかも明るい日中にも現れるのです。
決定的に違うことは、不規則に浮遊する一般的なオーブに比べ、自身が意志を持ったように浮遊をする点。あるものは火葬炉の煙突周辺を漂い、あるものは施設内の通路や室内を人が歩くように浮遊しています。
巨大な黒いオーブ
このオーブの見た目を具体的に説明すると、直径30cmほどの黒くて半透明の球体。
一般的なオーブと比較すると、かなり異質で大きくて迫力のある物体といえるでしょう。
施設内に巨大な黒いオーブが現れることは、火葬場の職員にとって不思議な現象といえないかもしれません。というのも、私の勤める施設とは別の火葬場の職員から、複数回の目撃談を聞いた事があるからです。
それに知り得た範囲の情報ですが、火葬場でオーブの目撃例は監視カメラに映り込んだものだけで、直視での目撃は一度もありません。
火葬場は皆さんが思っている以上に沢山の人達が出入りしますが、これだけ特徴があって目立つ存在が一般に知れ渡らないは、監視カメラでしか見えないからです。火葬場職員のみ知っているのが納得できるでしょう。
火葬場のオーブとは何なのか?
こうした特徴を持つ巨大な黒いオーブは、人魂と呼べるものではないかも知れません。
人魂は死んだ人の魂として古くから知られていますが、青白い発光体として認識されることが多く、巨大な黒いオーブとは見た目がまるで違います。
もしかしたら、周囲の明るさによって見た目の違いが出るのかもしれませんが、色は光が反射してできるもので、黒は吸収、あるいは反射しないとすると異質なものです。
さらには、人の意思を持つような動きで浮遊します。人の歩行のような動きこそ、人の魂を宿した存在として人魂そのものではないかと思わせるのです。
結論として
他にも特徴がありますが、火葬場でのみに現れて職員のみが目撃する、異質な存在の巨大な黒いオーブ。
見た目の形状から人魂ではないかと仮定してみましたが、霊魂の一形態なのかもしれません。
火葬場という特殊な場所に現れ、亡くなった人が自分の肉体を探してさまようような動きとを見ると、残留思念というより肉体を失った人の霊魂という表現が妥当だとも考えられます。
どの呼称が相応しいか結論は出ませんが、火葬場という場所にはごく一部のみに知られる現象があることがおわかりいただけたのではないでしょうか?
※画像はイメージです。
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