呪いなのでしょうか?

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私の住んでいる奈良県のこの地域は、かつて都が置かれていた場所に近く、周辺には多数の古墳や史跡が残っています。古墳は文化財として保存されていますが、実質はお墓です。周辺に多数存在するという事は、この地域一帯が古くから埋葬に関わる土地であったと言えます。

そのため、この一帯では住宅地の造成工事中に土中から遺物らしきものが出土することが珍しくなく、文化財に該当する可能性があるので、工事は中断され、調査が入ることになります。
しかし、業者は工期の遅れや費用の増加を嫌い、見なかったことにして埋め戻される場合もあるらしいのです。
真偽は不明ですが、そうした話が出回る土地柄ではあります。

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調査されなかった造成工事

ある時、町の地主さんが持っている山を切り崩して、新たな住宅地を造成する工事が始まりました。
知人の話によると、工事の初期段階で土中からいくつかの遺物らしきものが見つかったのですが、施主と工事関係者で協議した結果、「見なかった」事にして詳細な調査は行わず工事を続行することになったのです。

その後、現場では重機の電装系トラブル、資材を運ぶ車両の事故、作業員の怪我が頻発しだして、なにかの呪いなのでは?という噂が立ち始めました。工事の進行に支障が出るものの収集がつかず、「偶然かも知れないけど念のため」ということで、近隣の神社に依頼してお祓いが行われました。

それ以降もトラブルは続き、別の神社の神職に相談したところ、「一時的な清めではなく、土地の来歴そのものに配慮した対応が必要かもしれない」という助言があったというのです。
工事関係者は、敷地の一角に小さな祠を建てることを決めたのですが、敷地内に祠があることで不気味に思われ、売却に影響が出る可能性も懸念されました。それでも、工事はすでに後戻りできない段階に入っており、計画はそのまま進められ、予定よりかなり遅れながらもなんとか造成地は完成しました。

思わぬトラブル

少しずつ造成地は売れて、ハウスメーカーによって家が建てられていき、祠は敷地の端にあるので、もともと存在していたかのようで、事情を知らなければ特別な理由があるとは気づきにくくなっていきました。
しかし、立地条件は良いとは言えず、工事中のトラブルの噂も近隣では知られていたため、全ての土地が売れて家が経つまでにはかなり時間がかかりました。

しばらく経った頃のこと、そのうちの一軒で庭を家庭菜園として使っていた家族が、土を掘り返した際に不自然な形の石や土器の破片のようなものを見つけたました。
興味を持った子どもが、それを中学校の社会科の授業で教師に見せたところ、教育委員会に連絡が入り、専門家による確認が行われると、出土品は高い歴史的価値を持つ可能性があると判断されたのでした。

市と県の教育委員会を通じて調査が進められ、過去の造成工事において、文化財保護法に基づく適切な確認手続きが行われていなかった可能性が指摘され、当時の工事会社に対しては行政指導が入り、詳細な経緯の説明が求められたというのです。
その後、どうなったかまでは知りませんが、それなりの処罰が下ったそうです。

偶然?それとも

奈良県には生まれた時から住んでいますが、それほど歴史には詳しくなく、この土地が古代に有力者や豪族の埋葬地であったかどうかは解りません。
工事中に起きたトラブルと、後年の出土を結びつける明確な因果関係は存在しません。

ただ、埋められていたものを調査もせずに、なかったことにした結果、なにかを訴えるように表に出てきました。
これは偶然なのでしょうか?
もしかすると、こを人は呪いと呼ぶのかもしれない・・・と思うのです。

※画像はイメージです。

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