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未だ現役??陸上自衛隊の74式戦車

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1985年から続いている日米合同訓練「オリエント・シールド2018」が、宮城県の王城寺原演習場や、相馬原演習場で2018年9月19日まで行われている報道を見ました。

陸上自衛隊から参加している部隊は、東北方面隊の第9師団 第21普通科連隊(秋田駐屯地)を中心とする約1200名に、第9戦車大隊(岩手駐屯地)の74式戦車、東北方面ヘリコプター隊(霞目駐屯地)、第2対戦車ヘリコプター隊などのUH-1、CH-47、AH-1S、OH-6Dなどとなっています。一方のアメリカからの参加部隊は、アメリカ陸軍第76歩兵旅団戦闘団の第2-151歩兵大隊(インディアナ州兵)を中心とした約850名、航空機はUH-60が参加しているそうです。

この報道を見て?と思ったのが未だ74式戦車が現役だったという事。

不勉強でしたが、陸上における戦車運用の統廃合が進んでいて、次世代の90式戦車や10式戦車すら導入が進んでいるので、とっくに現役は退いたものかと思っていました。航空自衛隊のF-4ファントムと並んで、物を大事にしているんだなと今更ながらに関心した次第です。

そんな74式戦車ですが、改めてスペック調べてみると何と搭載機関は「空冷2サイクルディーゼル」だったんですね。兵器ですから当時の合理性から採用されたものだとは思いますが、排気ガスの規制とか大丈夫なのか?いまさら効率的なエンジンではないような?というような疑問が頭をよぎります。

ちなみに当時のアメリカのM-60や西ドイツのレオパルトⅡ、ソ連のT-62など皆さんやはり4サイクルエンジンでした。北海道と九州の実戦部隊、並びに本州の教育部隊を除いて、陸上自衛隊の戦車部隊は軒並み廃止が予定されていますが、最後まで頑張っている74式戦車。日本の戦車の代名詞だった当車両は、1974年(昭和49年)度から、1989年(平成元年)度までの15年間の合計で873輌が調達された主力戦車でした。

 

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