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縄文時代がアツい!

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前にテレビ場組で縄文時代を取り上げていて、ちょっと興味を引かれたので調べてみました。
意外な人が登場してびっくりです。

縄文時代がブームで博物館で縄文時代を取り上げると大入り満員になったそうです。縄文時代専門のフリーペーパーなども部数を増やしていて、若い女性にもウケているそうです。

目次

縄文時代とは

縄文時代は、紀元前14000年頃から紀元前10世紀頃から1万年続いた。旧石器時代の後で、世界史では中石器時代から新石器時代にあたり、先史時代ともいわれます。

私のような歴史ファンは有史時代になってから、文献資料で人物や事件を検証してからでないと興味がわかないんです。縄文時代のファンは、特徴的な土器や土偶のデザインが「おしゃれ」とか「かっこいい」と言ってるそうで、発掘調査でわかった貝殻などから作ったイヤリングなどの装飾品も「めちゃ可愛い」と人気です。

1万年も続いたのは、狩猟が主で貧富の差がほとんどなかったので戦争がなかったからという、驚くべき理由だということで、このあたりののんびりした感じも注目されているとか。
そういえば有史時代についてわかるのは支配者層とかのことだけで、江戸時代くらいまで行かないと庶民の暮らしなどはほとんどわからないです。縄文時代の発掘調査でわかるのは一般庶民が何を食べていたか、どんな暮らしをしていたかです。
そして各地の博物館などでも縄文時代の展示は竪穴住居とかの体験型が多く、見学者は実際に縄文人の体験が出来ることでも親近感を覚えるのかもしれません。
こういうところも、既存の歴史ファンとは違う興味を引いているのかもしれないです。

思わぬ人物も注目した縄文時代

ところで50年以上前に縄文時代に注目し、日本の教科書にも取り上げろ、美術品として認めろと運動したお方がいらっしゃいます。
あの「芸術は爆発だ!」で有名な岡本太郎氏です。

岡本氏はパリに留学して民俗学についても学び、ピカソに触発されて帰国したのですが、日本の美術界に失望していたときに、偶然、東京国立博物館で縄文土器を見て、日本にこんな芸術品があるなんて!と、元気を取り戻したということです。
そして1970年の大阪万博のテーマ「人類の進歩と調和」に反発して作ったのが「太陽の塔」だそうです。

「人類は進歩なんかしていない。現代人に縄文土器やツタンカーメンマスクなどを超えるものが作れるか、何が進歩だ。縄文文化のすごさを見ろ。私の血の中に力が噴き起こるのを覚えた。新しい伝統への視野が開け、我が国の土壌の中にも掘り下げるべき、文化の層が深みに潜んでいることを初めて知ったのである」という岡本太郎氏のコメントは、まさに火焔土器と言われる縄文土器が目の前に浮かぶような情熱を感じるほどです。

縄文時代を見直そう

縄文時代は狩猟生活で農耕はしないといわれたのですが、発掘調査で栗などの木を採取だけでなく育てていたとか、後半には稲作も入って来ていたと、意外な発見が次々と明らかになってきています。

土器などがなぜか必ず壊れた状態で発掘されるのかなど、謎が多いことも先史時代の魅力かもしれません。
それにしても1万年も戦争のない貧富の差がない時代があったなんて、すごいですよね。

※画像はイメージです。

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