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TRPG実況者むつーさんのポップアップショップに行って考えたこと

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 2022年3月25日から4月3日まで、東京・渋谷の「MAGNET by SHIBUYA109」5Fにある「JOL Collab Store」にて、TRPGのセッション配信を数多く行っているゲーム実況者「むつー」さんのポップアップショップが開催されていいました。

 現在、Youtubeで何十万人ものチャンネル登録者を抱えるような著名なゲーム実況者はタレント的な存在、キャラクターとして認知されてきています。 ポップアップストアやコラボカフェなど、それまでIPのキャラクターで開催されたものが実況者をメインコンテンツとして開催されているのです。

例えば、Among-usの配信で有名な高田村ポップアップストアや、マインクラフトの配信で有名なドズル社のコラボカフェがあります。この他、個人でも、boothやSUZURIで自身のグッズを展開している実況者はいらっしゃいます。

筆者はこのようなポップアップストアに行ったことはありませんでしたが、むつーさんのセッション配信は見ていたこと、またゲーム実況者のポップアップストアはどのようなものなのか知りたかったので、時間を作って見に行ってみました。

目次

売り切れ続出、大盛況

訪れたのは3月30日の夕方。少し早めの時間と言うこともあり人は少なかったものの、品物はかなり売れており、会期半ばにもかかわらずすでに売り切れているものが複数ありました。
どうやら当初の予想よりかなり盛況であったようで、本来4月4日から受付開始予定だったグッズの受注生産が前倒しされるほどでした。

店内の様子

壁面にもむつーさんがTRPGで使用したキャラクターや、今回のストアのために描き下ろされたイラスト、奥には本人の私物がディスプレイされている。

入口にデジタルサイネージが掲げられ、ストアには身大パネルの並んでいました。中央二つはむつーさん自身、他はむつーさんがTRPGで使用したプレイヤーキャラクター。

レジ付近の様子。アクリルキーホルダーや缶バッジが売られている。

本ポップアップストアのために書き下ろしたと思われるポスターや壁面にはSDキャラクターが飾られ、むつーさんの私物がディスプレイされている。

筆者はクリアファイルとダイストレイを買いました。しおりも買いたかったのですがすでに売り切れでした。

TRPG業界で売れるのは、TRPG書籍だけではないのかも知れあに

実況者がTRPGで遊んだときのプレイヤーキャラクターのグッズが存在して、しかも売れている。

日本のTRPGシステムの展開はルールブックやサプリメント等の書籍の売上に左右されがちです。もちろん、ダイスやダイストレイといった関連グッズも存在していますが、TRPGシステムの関連グッズとしてダイスなどのグッズが出ることはあまりありません。

それでも最近冒険企画局の公式ECサイト「冒険販売部」でアクリルコマなどのグッズ販売を始めるなど、少しずつではありますが、関連グッズを売る動きはみられます。

思うに、キャラクターグッズの展開は今後のTRPG業界を担う新たな収益の柱になりうるのではないでしょうか。TRPGのプレイヤーキャラクターだけではなく、重要NPCなどのグッズも売り上げが見込めるでしょう。

筆者はむつーさんKP、PLにどみさんと高生紳士さんの「傀逅(#たかにど邂逅)」を見たが、セッションに登場したキャラクターは今でも印象に残っています。

TRPG登場するキャラクターは連載漫画の登場人物とは異なり、そのセッションのために作ったキャラクターで、1回のセッションで使われるだけになることが多い。それでもそのセッションが配信されたら、ライブ配信や動画を見ることでセッションを擬似体験した人々の多くに強い印象を残し、グッズ購入へと人々を駆り立てるのです。

思い出に残ったからこそグッズを買います

そして、キャラクターグッズは「あなたを推しています」の証でしょう。

TRPGに付属する世界観にはたくさんの魅力的なキャラクターがいます。そして、TRPGセッションは遊ぶたびに、また配信を見るたびにたくさんの思い出を私たちに残してゆきます。人々を魅了し、思い出を残していくTRPGのキャラクターたちのグッズ展開がもっと広まっても良いのではないでしょうか。

そんなことを思いながら、渋谷を後にしたのでした。

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