還暦に近い私の小学生高学年の頃の怪奇体験で、いまだにトラウマになっている話。
私の家は農業を営んでいて、秋に米の収穫では収穫後にわらの部分を細かく粉砕して、田んぼにそのまま散らばる状態にしていました。機械での作業ですが均等ではなく、ところどころ盛り上がる場所ができて、数日するとそこにねずみが住処として必ず居る状態になるんです。
当時、ねずみがたくさんいて、金網製の捕獲器に餌を取り付けると朝には必ず捕獲されています。
農業にとって害のある動物なので、川に沈めて殺傷するのが私の役割でした。
小さな子ねずみを処分した夜からが始まりまります。
就寝中、突然の金縛り状態になり、ひどい耳鳴りがすると、その音はねずみたちの鳴き声でした。
恐ろしくて目を閉じていると、なぜか白黒の深夜TVのノイズのような画像が見えます。
金縛り、耳鳴りとノイズが数日続き、ある時、思い切って目を開けると、光の閃光のような眩しさで、気づいたら朝まで状態が続いた事もありました。
ある時は金縛り中で、目を細く開けると部屋の暗がりの中にある、TV画面の中にくねくね何か動くものが見えたり地獄の毎日でした。
そんな日が続き、照明をつけっぱなしでラジオをかけたまま寝ようとしたら、突然照明が消え、ラジオからは大音量で会話が聞こえました。
他にも多数怪奇現象ありましたが今では思い出せませんが、記憶ではこれがピークで少しずつ終息したのは確かです。
今思えばノイローゼに近くなっていたかと思います。
あのとき一家は仕事で忙しく、言い出せる状態ではありませんでした。
今思ば何だったのか、ネット検索で同じような事例事あるごとに調べるようにしていますが、いまだにあいまいなままです。
自分なりの解釈では、原因はあの子ネズミの処分がきっかけ。
数々の実際に起きた不思議な現象は数か月で終息、動物全てではないが、なかには特別な個体が存在する。
以来、ネズミは処分せずに農作物から遠ざけて逃がしています。
第三者の恐ろしくない解釈あれば、聞きたいが長年の本音です。
※画像はイメージです。
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