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ポーランドのF-35Aステルス戦闘機は1機約220億円?

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2019年9月、老朽化した旧ソ連のミグ戦闘機などからの代替として、ポーランドがアメリカからF-35Aステルス戦闘機を調達することが報じられました。

報道に寄れば、ポーランドは約7,000億円で合計32機のF-35Aステルス戦闘機を調達することになり、1機当たりは単純計算では220億円にも相当することにります。
日本での同機の調達価格は1機当たり約116億円とされているめ、凡そ2倍近い金額と言う状態です。
しかしこれは日本の場合本来的なF-35Aステルス戦闘機の単価であるのに比べ、ポーランドのそれは初めてアメリカ製の戦闘機を購入する際の付帯費用が大きいようです。

具体的には、F-35Aステルス戦闘機本体が32機で約2,700億円(1機当たり約84億円)、それ以外の運用に必要なインフラに約4,300億円が必要となる模様です。
こうなるとよく言われるように、量産の進んだF-35Aステルス戦闘機は日本の調達価格を下回ることになり、ある意味手頃感すら感じます。
しかし付帯費用がこれほど高額になるというのは、ポーランドの様な小国にとっては非常に厳しい負担ではないでしょうか?
それでもロシアのウクライナなどでの対応を目にし、あまつさえ第二次世界大戦ではドイツとソ連に蹂躙された経緯をもつポーランドの危機感にアメリカはつけ込んでいル用にも思えます。

アメリカは同じく東欧のブルガリアにも、最新型のF-16ブロック70を8機合計で約1,810億円、単純計算では1機当たり約226億円もの高額で斡旋していました。
これにももちろん運用にかかるコストが含まれており、単純な割り算では済まないようですが、導入する機対数が少ないほど付帯費用が重くのしかかっていると見られます。

特に最新型とはいえ、ステルス戦闘機ではないF-16戦闘機がそこまでの費用となる現状を見るに、小国には気の毒な気がしてなりません。
初期型では1機当たり約15億円と言われていたF-16戦闘機なだけに、そもそも兵器の価格など後付けで如何様にも変わるものなのかもしれません。
そういえば台湾のF-16戦闘機購入もかなりの高額でした。西側に身を置くのも大変だとしみじみ感じます。

※画像はイメージです。

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