以前、私がお世話になっていたパート先は小さなスーパーなのですが、品揃えと親身な対応で近所の方々に評判が良くて繁盛していました。
しかし「大島てる」によれば「告知事項・心理的瑕疵が御座います」とのこと。
地元民ですので務める前からこのビルのことは知っていて、事件の話は見聞きしたことがなく、恐らくは自死か不審死なのではないかと思います。
それに該当する物件は違う階の一室で、スーパーは1階です。
だとすれば関係ないと思うでしょうが、なぜかこのスーパーに務めていると霊感の有り無しにかかわらず、なにかしら体験をする事になります。
ここでよくある不思議体験
例えばある女性スタッフの体験で、彼女は店頭で作業をしているとき、何度か「◯◯おじいちゃんが店にやってきた」と話をするのですが、◯◯おじいちゃんは、すでに亡くなっています。
◯◯おじいちゃんは生前、毎日のように買い物にやってきていた方で、いまでも時折みかけるスタッフがいて、その事を彼女に伝えるとショックを受けたようで、間もなく辞めてしまったそうです。
また朝7時頃に野菜の保管室に入ると「おはよう!」と元気のいいおじいちゃんの声が聞こえてくる事がしばしばあります。
声の主は亡くなったスーパーの店長でビルの元オーナーでもあり、元は同じ商店街で八百屋を営んでいた事もあって、商売や野菜に愛着があって、いまでも叱咤激励のつもりで挨拶すると言われているのです。
他にもよくあるのは、買い物しているお婆ちゃんが見かけられるのですが、閉店になってもレジを通った形跡がなく、幽霊なのだと。
現れるものの正体
話の出どころは、結構エライポジションの上司で見える人らしい。
スーパーの近辺は過疎化が進み、買い物客は年配者ばかり。やってくるのは、たぶん自分が亡くなった事に気が付かない方ばかりで、悪い霊ではないからそっとしてあげて欲しいと言います。
そんな事を聞いて、霊って暗い感じだけじゃないんだな~とちょっと軽くショックを受けました。
つまりは曰く付きと言えども、まあ気にしなければ、悪いことは起きないのかな?と考察したりしました・・・・が。
でも、その上司は「30代のお母さんと手を繋いた4、5歳の女の子が視えるんだよね。あんまりよくない感じなんですよ」とサラッと言ったんですよ。
あとはご想像にお任せしますが、私は普通に怖かった。
※画像はイメージです。
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