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本当に恐ろしいのは?

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これは私が実際に体験した事を、そのまんま文章にしたものです。
作り話だ!などと思わず、実体験としてお読みください。

目次

父の死によるストレス性の異変

私の父はとても聡明で大手企業に勤めていました。いつも通り元気に過ごしていたのですが、突然、腹痛に襲われて病院に行く間もなく、自宅で原因不明の死を迎えてしまったのです。

父が死んでから一週間、私はショックでほぼ眠れていませんでした。それどころか、ストレス性の難聴にまで陥っている状態。
ベッドに座ってぼんやりと外を眺めていると、そんな状態に追い打ちをかけるように急に空気が重くなり、何も聞こえなくなってしまいました。

少しして、ゆっくりゆったり、徐々に徐々に、耳の奥から”キーーーン”と、耳鳴りの音が聞こえてきて、それはだんだんと大きさを増して、数分経つ頃にはすべてその音で埋め尽くされてしまい、身動きが取れない状態になったのです。

ただ茫然と目から涙があふれ出し、なんとか顔を上げると目のが真っ赤に覆いつくされました。
その真っ赤なものは天狗のお面で、約こぶし一つ分の眼の前の宙にびっしり浮いて、こちらを見つめています。

そして、ゆっくり、だんだんとお面の口が”にぃぃぃ”と笑って不気味な笑みを作り出したと思うと、唐突にパッと消えてしまった。さっきまで目の前が真っ赤だったからか、部屋の中がいつもよりうす気味悪く感じます。

ストレスによる幻覚

すると部屋の奥に真っ黒の穴が開いているのに気が付き、得体のしれない恐怖に襲われました。
穴はだんだん大きくなっていって、すでに人一人を飲み込めるくらいの大きさになっています。
真っ黒な穴を見つめていると、ぬうと真っ白くてすこし透明がかった手が現れ、ゆっくり焦らすようにこちらに伸びてくるのです。

「逃げなきゃ。だけれど、体が動かない。」

直ぐ目の前まできている”手”と大きくなっていく、もがくように体を動かしていると、”ブツン”と大きな音が聞こえて体が動くようになった。
コケそうになって壁にぶつかりながら、急いでリビングに逃げ込んで廊下の扉を閉めました。

これで一安心と思ったのですが、今度は後ろから肩をつかまれ・・・今度こそ終わったかもしれない。
絶望しながらも振り向けば、そこには不気味に微笑んだ母がいたのです。

暗転

どうやら気を失ってしまったらしく、気がついたら朝になり、ベットで寝ていました。
あれは夢だったのだろうと思ってリビングに行くと母がいて、昨晩の出来事を詳しく話してくれます。

それが・・・たぶんの母の知らないような事まで話し、あの時と同じ不気味に微笑むのした。
ふと、本当に母なのだろうか?と疑問が湧いてきたのですが、調べようもありません。

今も疑問に思いながら生活を続けています。

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