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廃墟探索で怖い体験

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幼い頃から、幽霊や怪談話に興味があり、心霊スポットに何度も足を運んだことがあります。
その中からトラウマになってしまう程の怖い体験をお話ししたいと思います。

目次

山の奥の廃病院

何年か前のこと、山の中にある廃墟を探検していました。
そこはかつて病院だったのですが、医者の腕が悪くて治るはずの病気が治らず、さらには手術が趣味だという外科医で、診察の名目で必要ない患者を切り刻んで殺してしまう・・・。
そんな噂があり、今でも浮かばれない患者の幽霊が出るようになったのです。

手術室は地下にあるらしく、私は病院の中をくまなく探すと、おもったよりあっけなく地下への階段を見つけました。
排水ポンプが止まってしまった地下は水没し、深い所で膝まで届く水位があります。
懐中電灯を持って探索していると、「手術室」と書かれた重い鉄の扉をみつけ、すこし開いていたので中を覗きんだのですが。

手術室の恐怖

懐中電灯に照らされたのは、手術台の上に座る一人の女性。
私はギョッとしながらも、他に探検にきている人だと思って声をかけようとしました。
するとその瞬間、女性はドサッと倒れ込みます。

一体なにが起きたのか?と恐ろしいながらも、扉の隙間から手術室へ入ってみると、なんの事はなく、女性はマネキン人形だったのでした。私よりも前に入ったヤツのイタズラでしょう。
廃墟ではよくある話なので「クソ!やられた」と思った矢先、入ってきたドアがガチャンと音を立てて閉まったのです。
慌ててドアを開けようとしてもビクともしません。

山の中の地下室なので、携帯も繋がらず、廃墟でこうなってしまうとどうする事もできず、ただただ絶望。
防水靴でもなく水に濡れた足は感覚が亡くなり、ついには懐中電灯も切れて、闇の中にひとりだけ。
どう考えても最後なのに、頭に浮かんだのは「ブログが更新できない」なんて。

もうダメだ

だんだんと疲れが出て眠くなってきて、いよいよダメだ・・・と思ったときでした。
「ガチャガチャ」とドアの方から音がして、開いたドアから灯りと共に男性が現れました。
私は喜びのあまり喚起の声をあげると、入ってきた方が「おばけー」と大きな声を上げて、腰が抜けたようで水の中に倒れ込んでしまいます。

・・・それからしばらくして、入ってきた方に事情を話し、お互い大笑いしました。
私は一刻も早くこの場から抜け出したく、「一緒に地上まで出ませんか?」誘ったのですが、その方はまだもうちょぅっと探索したいからと別れました。

地上へ出た時の、あのときの感動は今でも忘れられません。

後日談

地上へ出てから、どうしても改めてお礼がしたかったので、あの男性の方を待つことにしたのですが・・・。
夕方になっても、姿を表しません。
仮に他の出入り口から出ていったとしても、途中は一本道なので解るはずですが、なんかタイミングが合わなかったんだろうと思い、諦めて帰りました。

しばらく経って、次は何処に行こうかと情報を集めていたとき、あの病院跡で遺体が発見されたというニュースが目に飛び込んできました。ただ遺体の死亡推定時期からすると、あの日からだいぶ前。
するとあの方は幽霊だったのか?と邪推をしてしまうのです。

※画像はイメージです。

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