HGUC 1/144 RX-139 ハンブラビを素組みしました。
ハンブラビのデザイン
ハンブラビは異質なデザインが多いZガンダムの登場モビルスーツの中でも際立つ機体と言えるでしょう。シルエットもインパクトがあるのですが、パッと見た外見的には推進機らしきものがほぼ見当たらないところも凄いデザインです。実際には脛の下部に推進機が収納されていたりします。
電撃を食らわせる武器の海ヘビも印象的です。Zガンダム屈指の強力な敵パイロットであるヤザンが登場しているものの、色替えはありませんでした。
ハンブラビのキット
HGUCハンブラビのキットはモノアイをシール、ボディ一部をシールで色分けしているのですが、青系の濃淡の色分けだけなのであまり目立たないのがいいところです。
モノアイのシールはピンクの円形部分だけで貼ることができるようになっており、十字に線が入っているデザインで直径も小さめなので塗装せず、シールを使いました。メタリックではないですが雰囲気はあります。素材はポリキャップとスチロール樹脂で、ABSやKPSは使われておらず、今後このキットの素材の変更の可能性は低いと言えます。
ガンダムOOセカンドシーズンあたりのポリキャップを使用しており、広範囲の可動が可能です。もちろん変形も可能となっています。変形は旧キットでも完全再現されており、シンプルな変形だったということができるでしょう。
ガンダムエピオンの変形が非常に近い方向性と言えます。
武器はフェダーインライフル(HGUCガブスレイと共通金型)、旧キットにはつかなかった海ヘビ、クリアパーツのビームサーベルが用意され、握り手が両手に付き、左手は平手も付きます。フェダーインライフルがグリップの形状の問題もありややもたせづらいのですが、手首にもう一つ軸をつけるのはかなり難しいのではと思われます。かと言ってビルドファイターズ系の手首はデザインが異なりすぎて装着しづらいでしょう。
ハンブラビの今後
ハンブラビはガンプラビルド系のアニメで派生機が登場したり、AOZで派生機が登場してはいますが、そのままの形のハンブラビや、ハンブラビの後継モビルスーツなどが宇宙世紀のTVアニメや映画本編に今後新作で登場する可能性はかなり低いと言えるでしょう。
キット展開として考えられるのはRGよりは1/100ですが、1/100のMGは考えにくく、RE1/100が停止していることからここ数年ハンブラビの新たなキットが出る可能性は低いのではと言えます。
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