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廃墟で起きた!生涯忘れられない最恐の出来事

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この話は昔むかし・・・まだ廃墟ブームが訪れる前の話です。
私は小学生の頃から「ムー」とか都市伝説、或いは不思議な話が好きで、自由に動き回れるようになってからは心霊スポットやら廃墟やらをたまにですが巡ってました。

そんな日々の中から、私的に生涯忘れられない・・・廃墟での最恐の出来事をご紹介したいと思います。

それは、偶然目に着いたホテルのような、ただの一軒家のような家のような廃墟でした。
友達か彼氏がいれば止めるような、そんな場所でした・・・

当時の私は一人ぼっち、なんとなく面白そうだ、というだけで入ってみました。

目次

廃墟に潜入

割られたリビングの窓から入り込み、散らかった・・・というか垂れ下がった天井の板からして、崩落したのか・・・部屋を見て、何か面白いものがないかなぁと物色。
時間は、まだ日がある夕方だったので、懐中電灯がなくても暗くはなかったですよ。

極力ものには触らず、目で見ながら足元にも気を配り。
「何にもないなぁ」
と呟きながら進みます。

「それ」との遭遇

ある場所で「妖怪アンテナ」のようなものが働き、ちょっと止まってその場所を凝視。・・・何かが動いた気がしたのです。
最初は風か何かかと思いました。

だって、ほとんどの窓ガラスが割れていて、吹き抜けのようになってしまっている状態で風で軽いものが動いたのかと。
実際、カーテンやら書類みたいなのやらが風でパタパタしてましたから、その類かと思ったのです。

しかし、しばらく見ていても動きません。
「目の錯覚か?」と思いながら、違う場所に目を向けたその時。

「ガサガサガサッ!!」と、「それ」が動きました。

「うわぁ!!!!!!」
ダンボールのようなものが動きます。

「まてよ、これ、ダンボール違くね?」
「別の何かワケワカランもの? え? 何これ?」
私の頭もパニックです。

迫りくる「それ」

「それ」は私に気付いたかのように、ガサガサ音を出しながら近寄ってきます。
・・・いやいやいや、来られても無理ですから。

ジリジリ後ずさる私。
詰め寄るダンボール的な「何か」

ソーッと入った窓際に足を向けつつ、ダンボール的なものから目を離さず外に出る算段を・・・無い頭脳をフル回転。
ダンボール的なものは、ジリジリ詰め寄ってきます。

「それ」から逃げられない

後手で窓のサッシを確認した私は、「それ」から目を逸らして外に出ました。

しかし、あろうことか、「それ」も一緒に外に出てしまい。
追いかけてきます!

うわぁぁ・・・逃げられない!!

「ニャァァァ!!」
叫びながら一緒に走りました。

・・・って、ニャァァァ?

急ブレーキ。
足元を見ると、茶色い塊が同じように急ブレーキかけて止まりました。

「ネコ!?」
「ニャァァァ?」

「それ」の正体

そう、あのダンボール的なものは、野良猫だったのです。
住み着いていたのでしょうか?
訪れる人から餌でももらっていたのか?
はたまたもらえると思ったのか?

顔を出しただけだったようです。
なのに、私が怖がって逃げようとしたため、追いかける羽目になったよう。
ヘナヘナとその場に座る私を尻目に、茶色い猫はねぐらに戻っていきました。

・・・正体が分からないだけに怖かったです。
場所はもう忘れましたが、懐かしい思い出です。

あれから廃墟には行かなくなりましたが、時々ドライブなどで見掛けると入ってみたいなぁと思うことはあります。
とはいえ、いまさらながら人様の土地なので無謀はできない。

※画像はイメージです。

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