そう!それは!あるメーカーがモーゼル98kを発売した時でした。
それが・・・まさか、あんな事件を引き起こすとは誰も予想だにしていなかったのです。
モーゼル98kが発売!
その昔、あるメーカからモーゼル98k発売され、当時は凄い!と思ったものですが・・・まあ当時のあるメーカーときたら・・・コレクション的にもサバゲに使うのも微妙で、買ってはみたものの御蔵入りしたものです。
それからずいぶんと時間がたって、あのクオリティの高い某メーカーから発売されるという事を知り、仲間内で話題となり、みんなこぞって予約して購入したのでした。
そして実際手にしてみると、思いのほか使えるというのが判明。
なんだか皆で盛り上がってしまい、ドイツ軍合わせだ!という流れになったのです。
装備を揃えよう
そんな事になり、私は付き合いの長い行きつけの払い下げ店のオヤジに相談してみる事にしたのです。
運が良いのか悪いのか、丁度、あるコレクターが装備一式を処分したいと持ってきた・・・まあ品物が品物だけに早く売ってしまいたいので、このまま持って行ってくれるのあれば安く出す!という提案をしてきて、サイズもピッタリだったので即買い。
程度の良い実物装備が格安で手に入り、これは次のゲームはイタダキ!と喜び勇み足で帰宅したのでした。
そしてその夜
装備を点検して、なんだかブーツが湿っぽいとちょっとした異変に気が付くのでした。
そのときは、古い物だし保存状況も解らないので新聞紙詰めて陰干ししておけば良いや程度にしか思わなかったのでした。
ところが・・・・
寝たあと、なぜか枕元で「ザッザッ」と行進しているような音と、心なしか軍歌を歌っているような声が聞こえ、目が覚めてしまったのです。
そもそも幽霊の類は全く信じていないので、余程嬉しいのだろうとぐらいしか考えていませんでした。
ところが・・・・
次の日の夜も、また次の日の夜も、同じ現象が続き、いくらなんでもおかしいと思って店に相談しに行くと。
オヤジが言うには
開口一番「やっぱり出たか・・・」
驚いて文句を言うと、とあるコレクターが亡くなった物を遺族の方が持ち込んだ物なので安く出した。
遺族の方が言うには、そもそも曰く付きの物であるらしく、亡くなった方も手に入れてから調子が悪くなったんじゃないか?とも思うのだけど、因果関係は解らない。でも、やはり気持ち悪くてという事でした。
「えーなんでそんな物を」と問い詰めると、君、そういうの大丈夫そうだし(根拠はなくけど)、お店に置いておいてもなんとも無かったので大丈夫だと思ったから・・・。
ところで店長、お店には住んでないでしょう?と問いかけると、もちろん自宅は他にあると。
それだ!!という事で返品、全額返却してもらいました。
その後・・・
仲間に話すと、なぜか皆ちょっと怖くなって意気消沈。
とりあえず何人かは、ドイツ合わせをしたのですがそれで終了。
そして、その問題の装備、どうしたのかは聞いても、教えてくれませんでした。
旧ドイツ装備を集めている方・・・次は貴方に巡り巡ってくるかもしれませんよ。
思った事を何でも!ネガティブOK!
コメント一覧 (1件)
私が聞いたことのある旧ドイツ軍物の怪談は、
(1)パレードステップをするツェルトバーン、夜中にパレードステップの足音が聞こえてくる。
(2)呪いのヘルメット、銃弾が貫通してヘルメットの内側に脳漿や血液などが付着したヘルメットを所有していた人が精神病院に入院した。
(3)笑うM44服、夕方になると若い女性の笑い声が聞こえてくる、軍服の生地に人毛が織り込まている。
(4)袖のシェブロンが無いドイツ軍服、上等兵の徽章をつけたら夢に憔悴しきったドイツ兵が出てきて「俺は伍長だ!」と言われる。
(5)裏地の背中に血染めのシミがあるM40服、幽霊がでるので買った人が必ず返品する。