地元の北国が過疎化しているので高校を卒業後してから仕事が見つからず、単身でS県へ移り住むことになりました。
賃貸のアパートを借りることになったのですが、お金も無くて給料も少ない。
「少しでも家賃の安いところ」という条件で不動産屋さんに物件を探してもらい、今空いているところはココ!!と紹介された物件でした。
内見にいくと少し陽当たりが悪くジメッとしていましたが、トイレ別のユニットバスのついた1DKという間取りで一人なら十分なので決めました
いろいろと起きる怪異
即入居してとりあえず一安心と思っていた初日の夜、誰かに見られているような感じがするのですが、無論、私しかいませんので気のせいだと思いました。
そしてパチっと突然電気が消えて、背後に冷たい冷気が流れた感じがして振り向くと何もいません。
昔から少し霊感がある体質で、今までに無いくらい寒気や鳥肌、体が金縛りに合うような感じまであり、なんだかそっちの気配だと。これは何かあるなと思って携帯で部屋を写すと不思議なものがあちこちに映り込んでいて、心霊であると確信しました。
お祓い、除霊と供養にと盛塩すると、少しカラダが楽になり、良かったと安堵していたのですが数日後には効果が無くなってしまい、子供は住んでないのに走り回る音や泣き叫ぶ声も聞こえ、急にドアが開閉したり、叩く音も聞こえるようになったです。
なにが原因なのか?
気になってネットで調べ、近隣の人にも聞いてみると、戦争時代の遺体安置所にそこにアパートが造られ、霊障がありあまり住みたがらないような事を聞きました。
それを聞いて、いくらなんでもと思って不動産屋に問い合わせて見ると丁寧に対応してくださったのです。
まず突然電気が消えたのは手配してくれた電気屋の説明では、漏電などではなく家電品に対してのアンペア数が足りない。寒気はそもとも、北国の住宅より密閉度が寒いからではないでしょうか?
だったらこの写真は?というと、古いアパートなのでホコリと家電に映り込んだ霊はプラスチック製品ムラがそう見えるだけ。
音は隙間からネズミが侵入する事があると聞いていますので、駆除業者を依頼しておきますね。
子供は近所に乳幼児がいる家から聞こえて来るんじゃないかな・・・申し訳ないですが壁が薄いので。
遺体安置所については、古くからの地主さんは農家で建物が立つ前は納屋であるのは確実らしいです。
金縛りは睡眠麻痺と科学的な根拠があり、慣れてない土地で疲れているからでしょうと近隣の温泉施設の無料券をくださいました。
とても気さくで優しい方でした。
結局、引っ越す余裕なく2年ほど住み、度々心霊現象に遭遇しましたが・・・信じる信じないは貴方次第です。
おわり。
※画像はイメージです。
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