某島に移住しました。
私は心霊体質と言うか、どの町に行っても仄暗い場所は感覚的にすぐにわかってしまいます。後から、あそこの踏切は事故が多発していると聞いてもそうだろうなと思う程度。
霊の目撃は数知れず、それほど経験しているのに、恐ろしさは増すばかりで慣れると言うことは有りません。
一人で夜道を歩くのも避けたい。来るぞ!と身構えても、怖いものは怖い。
清々しい空気に包まれた島
ところがフェリーで上陸すると、これまでに一度も感じた事がない、清々しい空気に包まれた感覚があり、島に来て一月たっても仄暗い場所がどこにもない。
夜は街灯も少なく、闇に包まれているが、そんな夜道をひとりで歩けてしまいます。
なんだか茫然自失で、こんなこと我が人生で初めて。
すると今度は歴史を調べ、怖い経験はないか聞いたり、なんだか落ち着きません。
この島はもとは流刑地で神社も寺もあり、お盆に墓地に行きましたが、歩いただけで恐ろしさが這い上がるはずなのに、なぜかキョトンとしたような呆気なさです。
事件や事故の記録といえば、海難事故ぐらいで島とは無関係。自然災害くらいはあったかも知れませんが、こんなこと、ありえない。
ところが
ところが、ついに昨夜、窓の外を歩く人影を見たのです。
すぐに外に出て確認しましたが、闇に紛れてしまったようです。
道路は一本道で家のすぐ裏は墓地、家の横には川があり人が歩く幅がないのです。つまり闇に紛れるとは消えた。
これはまだ仮説ですが、白いものは、霊体なのではないでしょうか?
恐ろしさを感じないのは、暗いものを持たない純粋な霊体?
まだ経験したことがない感覚と視覚をどう表現したらいいのか言葉が見つかりません。
まだまだこれから、いろいろなことが始まると言う予感はします。
私には未知の島でどのような体験ができるのか楽しみでもあり、また報告できる日が来るのでしょうか。
※画像はイメージです。
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