都市伝説好き界隈でメジャーな都市伝説と、それにまつわる映画やドラマ作品。
ですが考えようによっては、実のところ都市伝説の影響を受けたともいえる。
ニワトリが先か?ヒヨコが先か?
そんなふうに考えてしまう、都市伝説と作品を3つ紹介します。
人面犬
人面犬は人間の顔をした犬という不気味な姿の怪異、その伝承は江戸時代初期の頃から存在していました。
1989年になると、時速100km以上で走り、10m以上のジャンプ力と驚異的なパワーを持ち、人間に話しかけられると「うるせえよ」と悪態をついてどこかへと去る等という噂が子供を中心に広まり、社会現象にもなりました。
東京都のH団地でよく目撃され、付近に存在したと言われている、遺伝子研究所で人工的につくられたクリーチャーだという噂もあった人面犬ですが、1978年に公開されたホラー映画「SF/ボディ・スナッチャー」に出演しているのです。
「ボディ・スナッチャー」のあらすじは、ある日突然宇宙からやってきた謎の寄生生命体に人類が侵略されていくという怖いストーリー。
この寄生生命体が、犬を連れたホームレスの男が犬ごと巻き込まれてしまい人面犬の姿になってしまったのです。
顔がオッサンで体が犬の典型的な人面犬ですが、映画で見るとなかなか衝撃的なビジュアルでした。
ちなみにですが人面犬といえば、つのだじろう先生の「うしろの百太郎」に登場する、主人公「百太郎」のパートナー的な存在の「霊能犬ゼロ」が印象深いです。そういえば、日本の妖怪って頭が人のパターンが多いですよね。
メリーさん
人面犬と並んで有名な都市伝説「メリーさん」。
いくつかバリエーションがあるのですが、よく知られているパターンを大まかに紹介すると、お家で一人、留守番中の少女の元にどこからか電話がかかってきます。
無論この話が巷に出回っていた頃は黒電話が主流で、どこからかかって来たかは取ってみないと解らない時代でした。
その電話は女性の声で『もしもし、私、メリーさん、今ゴミ捨て場にいるの』と話しかけてきて、少女が電話を切ると、すぐにまた電話がかかってきて『私メリーさん。今あなたの家の前にいるの』と段々と近づいてきます。
最後には『今 あなたの後ろにいるの』と言われ、少女はぬっころされてしまうのです。
なぜ最初がゴミ捨て場なのか?というのは、メリーさんの正体は少女がかつて捨てた西洋人形で、その恨みからの犯行だという理由です。
そんなメリーさんが登場する海外ドラマは、「トワイライトゾーン」のエピソード「殺してごめんなさい」。
これはどういう話なのかといえば、娘の人形遊びにうんざりした父親が人形を隠してしまいます。
ところが人形から電話がかかってきて、最終的に父親が殺される。
人形の名前はケイティで、「私、ケイティ、今あなたの家の近くにいるの」と父親に電話をかけるシーンはまさに「メリー」さんのそれと同じなのです。
いやいや・・・ぬっ殺されるのが親父になっただけ。
レプタリアン
アメリカには「世界はレプタリアンが率いる、ディープステートによって支配されている」と信じている人が多い。
このレプタリアンとはなんなのかといえば、ヒト型爬虫類の異星人で有名人や一部の権力者の皮をかぶって擬態し、世界を思うように操っているというのです。
レプタリアンに関してはかなり古くから存在が囁かれているのですが、その存在を有名にしたのは1983年に放送されたアメリカのSFテレビドラマ「V-ビジター」。
人間に化けて表向きは人と変わらず生活している宇宙人で、皮の下から爬虫類の顔が現れるというシーンや、彼らにとって人間は食料なので丸呑みするシーンなど、当時の多くの視聴者を衝撃させて現代でも語り継がれているほど。
「V-ビジター」は放送当時、国内外でかなり盛り上がっていたのですが、ネタバレなので書きませんがオチが微妙でした。第二シーズンも放送されたのですが正直ツマラナイのを覚えています。
いかがでしたでしょうか?
世の中には、都市伝説をモチーフにしたドラマや映画がたくさんありますし、偶然に何かがきっかけで元ネタになってしまう作品もあります。
皆さんのおすすめはなんですか?
よろしければ、コメント欄で教えてください。
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