私は子供の頃走っている車で景色をよく見ていました、しかしそれは夢の中。その中でもよくあったのが、県内や県外にドライブ、旅行などをするときに『夢で見た景色と同じものを見る。』ということがよくありました。
所謂『デジャヴ』と呼ばれるものだと思います。両親にその話を良くしていましたが、子どもの戯言としかおそらく認識していなかったようなので、特に注意されることは何もありませんでした。そして私もそれを怖がることもなく過ごしてきました。大人になってからは、そもそも夢を見ることも少なくなりました。
そんなある日、こんな夢を見ました。
車で山道を走らせる自分、私はトンネルを抜け目の前にある急カーブにハンドルを切ることもせず、むしろスピードを上げガードレールにそのまま突っ込み真っ逆さまに落ち暗転、気が付くとなんとか運転席の窓ガラスから抜け出そうと上半身だけ出て出ようとしました。でも下半身は出てきません。
あれ、そういえば落ちたのに怪我がない、というか下半身が抜け出せないのに痛くない。
あぁ、夢か。た思った途端フッ、と目が覚めて、あの夢は何だったんだろう、と思っていました。その日の朝、仕事に向かいました。私は警備員をしていまして新しい工事現場に向かっていました。
山道を走らせ、向かっていたときトンネルを抜け、直ぐにカーブが現れて冷静に曲がった時でした。ピーン、というよくテレビである閃いた時の音が頭に響き、思い出したんです。
『あ〜、そっかぁ。私夢で落ちた場所ここじゃん。』
久しぶりの『デジャヴ』に恐怖を通り越してむしろ感動していました。でも、その夢を見たのには、何か意味があるんじゃないかと思い、『予知夢』か『ここには行くなという警告』なのか。正直分かりません。
分からないというのは、心当たりがないというのではなく、『予知夢』に関してはその場所だけはスピード遅く走ってた。それで抑制できてたと思う。
でも『ここには行くなという警告』に関しては、その仕事現場に行って生まれて初めて、熱中症の疑いで救急車で運ばれた事もあって、『警告』だったのかもしれません。
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