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70隻を越えるアメリカ海軍主力艦艇「アーレイバーク」級駆逐艦

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現在のアメリカ海軍において最も多い戦闘艦は70隻以上ある「アーレイ・バーク」級です。
アメリカ海軍の主力艦艇と言える「アーレイ・バーク」級駆逐艦はどんな戦闘艦なのでしょうか。

目次

新たな艦艇開発

1970年代に古くなる水上艦艇を更新する計画が立ち上がります。この計画の新型艦に米海軍は最新のイージスシステムを装備させる事に決まります。「スプルーアンス」級駆逐艦にイージスシステムを備える改造が検討されますが、「スプルーアンス」級では改造できる余地が少なく、新たに設計した新型艦を作る事となりました。
これが「アーレイ・バーク」級です。
1番艦「アーレイ・バーク」はは米ソ冷戦が終結した1991年に就役しました。

改良と発展を続ける駆逐艦

「タイコンデロガ」級巡洋艦に続く2番目のイージス艦となった「アーレイ・バーク:級は当初はイージスシステム装備で空の脅威に備える防空艦として作られましたが、様々な対処が可能な汎用艦として「アーレイ・バーク」級は派生型が作られるようになります。

「アーレイ・バーク」級最初のタイプであるフライト1は21隻作られ、フライト2は7隻、フライト2Aが44隻就役し3隻が建造中、フライト3が1隻就役し、3隻が建造中で更に18隻の建造が計画されている。
それぞれの違いはフライト2がフライト1の改良型で電子戦能力とデータリンクを強化している。フライト2Aは船体を延長し、VLS(垂直ミサイル発射装置)がフライト1の90セルから96セルに増え、格納庫を備えて対潜ヘリコプターを搭載できるようになった。
フライト3では多機能レーダーがSPY1DからSPY-6に変わった。

フライト1は古い型ではあるものの、近代化改修はされており戦闘システムはベースライン9に更新される艦もある。
こうした「アーレイ・バーク」級を基に他国のイージス艦も作られます。それが日本の海上自衛隊の護衛艦「こんごう」型であり韓国海軍の「世宗大王」級駆逐艦になります。

戦闘能力

「アーレイ・バーク」級はイージス艦として多機能レーダーSPYー1による空の多目標を同時に対処できる能力を有している。これは開発された時期がソ連軍による飽和攻撃を意識したものでした。
イージスシステムの探知と分類・指示を経て攻撃する装備としてミサイルをVLSから放ちます。
VLSは艦によって90セルから96セル備えています。

北朝鮮による弾道ミサイルの脅威が高まると弾道ミサイル迎撃のSM3艦対空ミサイルを搭載し、BMDシステムも導入された。
またトマホーク巡航ミサイルもVLSに搭載可能で、長距離の対地攻撃能力も持ち合わせている。「アーレイ・バーク」級は対空・対潜・対艦など対水上戦のみならず弾道ミサイル防衛と対地攻撃もこなせる万能な戦闘艦と言えます。

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