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無料でTRPGをお試しプレイ!エモクロアTRPG

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TRPGはゲームです。ということはルールがあります。
ボードゲームが、ルールが印刷された紙を参照しながらでないと遊べないのと同じように、ルールが書かれたものを参照しなければ遊べません。

概して、TRPGのルールブックは同サイズの書籍よりは価格帯が高い傾向にあります。今日、日本で一番普及しているであろう「クトゥルフ神話TRPG」「新クトゥルフ神話TRPG」はいずれも価格6000円程度です。据置機のゲームソフト1本分といえば聞こえはいいですが、特にゲームでたくさん遊びたい10代学生には鼻歌歌いながら買える値段ではありません。まして、ある程度プレイ時間が見込めるコンシューマーゲームと異なり、TRPGのシナリオは短ければ1時間以内で終わってしまいますし、そもそもほとんどのゲームはゲームマスター(注:クトゥルフ神話TRPG系列では「KP(キーパー)」と呼ぶ)がいなければ遊べません。ゲームだって自分に合う合わないがあるのに、元が取れるくらい遊べるか、そもそも遊ぶ機会が訪れるのかわからないものに6000円は高い・・・と思う人がいるのもむべなるかな。

それでも、オフライン(対面)でTRPGを遊ぶのであれば持っていないルールブックを他人から借りて必要な箇所を読むのは容易ですし、ゲームマスターが簡単なレジュメを用意してルール説明をしつつ進めてくれることもあります。ですが、オンラインともなると著作権上の問題もあって、おいそれとレジュメを配ったりルールブックのデータをやり取りすることはできません。

エモクロアTRPGは、試しに遊んでみたいけど、そのためにいきなり高い金額を出すのはちょっと…ということに対する、一つの答えです。

目次

恐るべき速度で展開された「エモクロアTRPG」

エモクロアTRPGはTRPG・ゲーム実況動画を配信しているぱぱびっぷ・まだら牛氏の両氏からなる「ダイスタス・チーム」(※現在まだら牛氏は脱退)により発表されました。

動画内で新システムが発表され、何と配信中にそのまま無料で公開されました。その日の夜には有志によるサンプルシナリオ「新約・きさらぎ駅」の配信セッションが行われるという、恐るべきスピードで展開されたTRPGシステムです。

このようなスピード感でエモクロアTRPGが幅広く遊ばれるようになったのには理由があります。
多くのTRPGはシステムだけあれば遊べるものではありません。
まず、シナリオ。オンラインセッションでキャラクターのや場面の区別に必要なイラスト素材。セッションでキャラクターを作るのに(ほぼ)欠かせないキャラクターシート。TRPGシステムごとに対応した書式のコマンドをチャットに書くだけで自動でダイス(サイコロ)をふり、判定成功・失敗を教えてくれるダイスボット。

シナリオは大抵のルールブックに付属してますし、近年のTRPGシステムは公式NPCの画像素材を配布していることもありますが、オンラインセッション用キャラクターシートやダイスボットは有志が作成しています。

このため、通常ルールブック発売からダイスボット・オンラインキャラクターシートが揃うまでタイムラグが出ますが、エモクロアTRPGは最初からこれら各種ツールを全て揃えた状態でリリースされました。このため、リリース直後から公式以外にも有志による非公式の配信セッションが複数行われ、システムの普及に大きく貢献しました。

とっつきやすい現代世界舞台

エモクロアTRPGは怪異が実在する現代世界を舞台としています。本ゲームの怪異はただ怪奇現象を起こす恐ろしい存在ではなく、近づいた人の感情に影響を与える力を持っています。プレイヤーはこれら怪異(エモクロア)に触れ、感情に影響を与えられてしまう人々「共鳴者」となって、物語に巻き込まれていくのです。

多くのTRPGはシステムの世界の根幹やプレイヤーキャラクターに関わる独自の組織が設定されていたり、独自の用語や設定が存在しますが、エモクロアTRPGはそう言った設定がほぼありません。現代社会で起こるちょっと不思議な物語に巻き込まれる、くらいの認識で遊ぶことができます。登場する怪異も世界各地の都市伝説や妖精、UMA、果てはシナリオ作者が作ったオリジナルの怪異など様々です。いろいろなホラーシチュエーションが楽しめます。

簡易なルールと本システムならではの「共鳴」判定

判定は技能レベル個の10面ダイスを振り、ひとつでも技能に対応する能力値+技能レベル以下の出目が出たら成功という、シンプルなもの。
特徴的な判定としては、怪異によって変異させられた感情に影響を受けたり、あるいはその事件に関わった人々の強い感情に引っ張られることを表す「共鳴判定」というものがあります。

この判定に成功してしまうと怪異と「共鳴」、つまり何らかの影響を受けてしまったことになります。共鳴判定に成功してしまうと「共鳴」技能のレベルが上がってダイスをふる数が増えてしまうため、怪異の影響を受けやすくなります。共鳴判定に成功してしまうたび、「共鳴」の技能レベルは上がり続け、10以上になるとキャラクターロストとなります。
この共鳴判定の存在により、クトゥルフ神話TRPGとはまた異なる恐怖感を演出できています。

気になったら今すぐやってみよう!

エモクロアTRPGは、「TRPG気になるから、ちょっとやってみたい!」という方に非常におすすめです。
「新約・きさらぎ駅」はプレイヤー1人+ゲームマスター(本作では「DL(ディーラー)」と呼称)がいれば遊べます。

もし、一緒に遊ぶ人がいない場合は、こちらの「初めてみようTRPG」の記事にてTRPGを遊ぶコミュニティを紹介しているので、是非見てみてください!

※画像はイメージです。

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