30年以上期間を経てMG化された、F90III Y クラスターガンダムをパチ組みしました。
MGガンダムF90IIIのキット

MGガンダムF90IIIは肘や膝関節の可動部などをMGガンダムF90と共通にしており、一部ハードポイントのフタ部分も共通にしていることからかなり多くの余剰パーツが出るキットです。
F90のビームライフルが作れそうで作れない余り方をしてしまいます。
ABS使用パーツがかなり多く、関節以外の部分、バックパックなどもABSとなっているため塗装には注意が必要でしょう。新型のビームライフルはセンサー部分がたたむことができ、ビームバズーカはハードポイント接続用ラックが付いていてポーズが取りやすくなっています。
ビームバズーカはREガンイージとは設定上は外見は同じですが、キットではかなり作りが異なっており、センサーのクリアパーツ化、収納式の接続部が用意され、色分けも大幅に良くなっています。

コアファイターをブースターに接続したままF90III本体に収納できるようになったところが旧キットと比べて進歩している点です。なお、MGのキット解説にはハードポイントを介してF90シリーズのオプションが装備できるとされています。
F90IIIそのものでは装備できないパーツが多く、腕と足のハードポイント部分の装甲を付け替え、バックパックと背中のアダプターを付ける必要があります。
塗装が必要な箇所はバックパックのミサイルらしき赤い箇所とコアファイターのキャノピーの白い部分が主だった部分でかなり色分けは優秀です。ビームシールドが畳めるようになったのが新機軸ですが、ビームのエフェクトの光の反応が良くとても見栄えがします。
立ち位置の謎が多いF90III

F90IIIはシルエットフォーミュラシリーズの最後のキットとして登場しており、旧キットの定価は1200円、同シリーズの他のガンダムより低価格でした。
F90II、F90と比べると線が少なくなっている印象で、F91よりあとに作られた設定こそ有るものの、F91で見られた新機軸はほとんど採用されておらず、フェイスオープンや肩のスタビライザーに相当する装備はありません。
このあたりがF92などではなくF90IIIというところなのかもしれません。
強さに関しても個人的にはF91やネオガンダムにはかなわないのではという印象があり、新機軸のビーム兵器というよりは安定した高性能のビームバズーカに抑えられています。
F90III旧キットは発売当初、Vガンダム放送記念のステッカーが貼られていたこともあり、新シリーズのVガンダムにすぐ移行してしまった感があります。
このF90IIIがVガンダムのデザインのもとだったという話は聞かれず、Vガンダムはカトキハジメデザインなので当然とも言えますが、ネオガンダムと合わせてコアファイターの設定をなじませる目的があったのかもしれません。


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