初代ファミコンウォーズは、ファミコン用ソフトとして1988年8月に発売されました。
ファミコンのシミュレーションゲームの中で、ひときわ完成度が高かったと感じたのがファミコンウォーズシリーズです。
このゲームは自走砲や爆撃機などを駆使して敵軍基地を制圧していく、いわゆるシミュレーションウォーゲームです。
当時パソコンソフトで人気のあった「大戦略」をファミコンをプレーする対象を想定して、初心者向けにリメイクしたソフトといっても過言ではないでしょう。
その特徴として、シミュレーションウォーゲームといえば、通常ではヘックスは6角形ですが、ファミコンウォーズでは4角形のヘックスで、詰将棋のような形で配置された自軍のコマを動かして操作していくのですが、各ユニットによって異なった特徴がありその点がゲームを面白くしていたと感じます。
一番価格のかからない歩兵は、その分、強さも頼りないですが拠点制圧などに役立ちます。戦闘工兵は歩兵よりも移動力が少ないのが難点ですが、その分、高威力の兵器のRPG、およびロケットランチャーを装備しているので、攻略には欠かせないユニットのひとつです。
何分序盤は資金も少なく、爆撃機などの高威力の兵器を量産できないので、私兵や戦闘工兵に頼ることが多かったです。戦闘工兵は基本的に海には入れないのが欠点ですが、協力で費用も2000ゴールドと比較的安価なところが魅力的でした。
戦闘シーンはデフォルメされたキャラクターが画面狭しと動き回っていくアニメーションが非常に面白かったです。
発売当時のテレビCMは、「フルメタル・ジャケット」の海兵隊訓練所でのシーンのパロで、「ファミコンウォーズが出るぞ~こいつはドエライシュミレーション~」の行進曲がいまでも印象に残っています。
CM 任天堂 ファミコンウォーズ (FC) [ Famicom Wars ] – youtube
のちに発売されたゲームボーイウォーズでは、よりコンパクトになりどこでも手軽にプレーできるようになって非常にうれしかったおぼえがあります。
(C)1988 ファミコンウォーズ 任天堂
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