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FBI超能力捜査官というオカルト存在

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日本テレビは『FBI超能力捜査官』という番組を2002年~2008年頃まで、不定期で放送していた。
ここに出演する超能力者達は、「透視」「予知夢」などを利用し、事件を予知したり、犯人の似顔絵を描いたりしたという。
これは、神明裁判に匹敵するほどの、伝統的で効果的な犯罪捜査だ。
犯人がいかなる隠蔽をしようと、超能力で探られれば、当然無意味な事だろう。
このような捜査官が日本にも導入されれば、もっと未解決事件が減らせるのではなかろうか。

目次

存在しない!?FBI超能力捜査官

まず、情報を整理しよう。
大前提として「FBI捜査官」は、名称独占であり、FBIすなわちアメリカの連邦捜査局の捜査官ではない者が名乗ると、法律違反になる。
もう1つの前提として、FBIに超能力者が捜査する部門はない。
一方、警察の捜査において、行方不明者の家族らが希望した事で、超能力者が捜査協力したという情報はあるようだ。
但し、超能力者がもたらす情報が捜査の役に立ったという事例はなく、むしろ対応のため無駄な労力が費やされたという。

結論から言えば、「FBI超能力捜査官」という存在は、日本テレビによる造語と言って良い。
日本テレビの社訓は「おもしろまじめ」だった筈だ。
これは「まじめ」よりも「おもしろ」を優先するという宣言であるから、敢えてこのような誤解を招く名前にしたのだろう。

番組内で、解決したり重要な手がかりが見つかったという事例は、ウィキペディア記載に従えば、

  • 2003年の放送回の強盗殺人・放火犯の似顔絵を作成
  • 2007年の法曹界では、出演者の行方不明だった父親を発見した

という2件がある。

凄い実績!FBI超能力捜査官

ところが、これらの功績は、真偽をさておいても、1つの疑問を呼び起こす。
少なすぎるのだ。

約6年、14回の放送を続けて、すぐ出て来る例がこれだけだ。
つまり、6年働いて2件しか事件の手がかりが見つけられていない。

一方、『令和5年 警察白書』によれば、令和4年の統計で、

  • 犯罪検挙人数:169,409名
  • 警察官総数:288,276名

である。

非常に雑な言い方をするなら、6年警官をやっていれば、平均で3人ぐらいは犯罪者を検挙しているという割合である。これでは、超能力があっても、特別に有能という事にならないのではなかろうか。

便利!FBI超能力捜査官

無論、役に立たないから、実在しないからといって否定するのは、オカルト的ではない。
ここでは、役に立つ『FBI超能力捜査官』がどのようなものなのか、オカルト目線で考えてみよう。

まず、超能力捜査員は、犯人の顔を「透視」したり、何かを「予知」出来るようである。
ここで「予知」は、切り捨てる。
刑法は、行われていない犯行は罰する事が出来ない。
予知以外の理由がない時、逮捕状は出せない。もし逮捕しても、結果として犯行が行われなければ、誤認逮捕になってしまい、釈放するしかない。
超能力特別法があるとしても、裁判は公開裁判の原則があるため、人権問題になり、野党が黙っていない。
闇に紛れて犯罪予定者を殺害する暗殺部隊なら良いのだが、警察の捜査員で予知能力者は難しい。

従って、超能力捜査員は犯人の姿や場所を「遠隔透視」するもの、とする。
この透視は、服が透けて見えるとかそういう永井豪的なものではなく、断片的な事件の情報から、犯人を特定出来る情報が視覚的に浮かび上がる、といった能力である。
これはつまり、犯行現場や証拠品に残る残留思念的なものを感知し、その母体である犯人に辿り着くという事であろう。

この時、物体と人を結びつけるだけでは、落とし物の持ち主捜し以上のものにはならない。
超能力で犯行現場を再現出来なければ、誰が犯人であるか分からない。
疑わしきは罰せずであるから、確実に犯人と犯行を認識し、それが裁判の証拠になるよう、他人にヴィジョンを伝える能力も欲しい。

有能!FBI超能力捜査官

ここまで考えた時、「超能力捜査官」の能力の全貌が大体見えて来る。
その現場か、証拠品と接触した時、任意の時間の状況を再現し、それを視聴出来る能力である。これは、第三者にも見せられる。

つまり、ジョジョ5部のアバッキオのムーディー・ブルースと大体同じ能力である。

犯罪者にとって非常に恐ろしい能力である。
実際、ジョジョの作中でも、非常に危険視されていた。
そもそも、犯罪者以外の人にとっても、相当恐ろしい能力だ。
その超能力を持つ者が、ベッドルームにでも入れば、自由自在に昨夜のあれこれを再生出来てしまうのだ。
道を踏み外しストーカーにでもなれば、ゴミ袋1つで、生活の全てを再生されてしまう。

政府は、こう考える。
「警官なんてさせとくのは勿体ない」
これほど優秀なスパイもいない。
当然、そんな能力が実在する事を公表する訳がない。秘密であればあるほど、有用な能力だ。

そして、超能力者本人は、こうは思わないだろうか。
「この能力があれば、幾らでも金が稼げる」
この能力は、人の秘密をすっかり暴き出す。
脅迫などという、危ない橋を渡る必要はない。
カードの暗証番号だろうが、ログインパスワードだろうが、会社の機密情報だろうが、思いのままで収集出来る。
そして、その能力が、皆にどれだけ警戒されるかも気付くだろう。

もし、この「透視」超能力者が生まれた時、カジュアルに能力を発揮していたら、やがて疎まれ、社会から排除されていったのではないか。
当然、幼い頃に能力の発現する人間は、淘汰された筈だ。
能力が発現するのは、ある程度、判断が付く、大人になってから。そして、すぐその能力の使い方を理解し、危うさに気付く。
だからこそ、自分の能力を隠す。
つまり、実在していようがいまいが、透視能力者が表に出る事はない。

そして警察組織が「超能力捜査官」を採用出来たとするなら、真っ先に探るのは、在野の超能力者だろう。
通常の犯罪者を探すより、ずっと重要な仕事である。

FBI超能力捜査官になろう!

もし、あなたが透視能力を持っているなら、すぐ警察など体制側に就職した方が良いだろう。
無所属の在野の超能力者がまともな扱われ方にならない事は、容易に想像出来る。

そうなる前に、警察に入り、身内になってしまうのだ。それが無事な人生を送る、唯一の道である。

参考:『令和5年 警察白書』

※画像はイメージです。

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