2025年(令和7年)5月18日に佐賀県にある陸上自衛隊目達原駐屯地で創設71周年記念行事が行われました。
自衛隊唯一であるAH-46D戦闘ヘリコプターの部隊が駐屯する目達原駐屯地のレポートです。
陸上自衛隊目達原駐屯地
日本史で邪馬台国があった場所とされ現在も吉野ヶ里遺跡が名所である佐賀県吉野ヶ里町にあるのが陸上自衛隊目達原駐屯地です。戦時中は旧陸軍の飛行場として建設された同じ場所に陸上自衛隊の目達原駐屯地は置かれました。
旧軍と同じく飛行場として機能する目達原駐屯地は第4師団の第4飛行隊に西部方面航空隊の第1戦闘ヘリコプター隊と西部方面ヘリコプター隊が駐屯するヘリコプター部隊の基地となっています。
特にAH-46Dロングボウ・アパッチ戦闘ヘリが配備されている自衛隊唯一の部隊である第1戦闘ヘリコプター隊が所在する基地であるのも他にない目達原の特徴です。

目達原は行きやすい所
記念行事当日の5月18日は朝早くに在来線と新幹線を乗り継ぎ、博多駅で山陽新幹線から九州新幹線に乗り換え新鳥栖駅まで行き、長崎本線で目達原駐屯地から最寄りにあるJR吉野ヶ里公園駅へ。
駅からは自衛隊のシャトルバスが出ていて5分ほどで駐屯地に到着できます。交通を利用する際に迷ったり駐屯地への道中で混雑するような不便さは無かったですね。吉野ヶ里公園駅から行きやすい場所と思います。

ヘリの飛行を目の前に!
式典の祝辞や挨拶は来賓が集まる格納庫で行われ、(式典は一般来場者の見学席がもうけられていました)式典が終わると飛行場でローターを回し暖機運転をしていた各種ヘリコプターが一斉に離陸し飛行展示を行います。
ヘリ部隊の基地だけありヘリの一斉離陸を間近に見れるのが感動的です。飛行展示の一つである編隊飛行は式典会場である格納庫の前を斜めに横切る形で進みます。それは格納庫の近く駐機場の野外で見学する一般来場者から見て前から来る進み方になります。
前から近づくヘリの編隊は「シン・ゴジラ」の場面の様な映画の一コマを思わせる。

来場者の正面から来る変態は来場者の頭上を飛び迫力を体感できるのが楽しい。また機種ごとの飛行展示としてAHー64D・OH-1・UH-2が縦横に飛び回り軽快な動きを見せUH-60Jから隊員がロープで地上へ降下する利ペリング降下の実演も行われた。更に隊員の人と共にヘリのパイロットへ手と腕の動きで誘導する実演を来場者と共に行う体験イベントを低空で飛行するOH-1を使って行うなどヘリ部隊ならではの出し物もありました。

またNBC偵察車による汚染した物体の回収作業を見せる展示に81式短距離地対空誘導弾発射装置がミサイル(訓練用のダミー)を脱着と装着をする動作を見せるなど全体が楽しめるイベントでした。
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