日本やアジアもパトロールする!?リバー級哨戒艦

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2026年(令和8年)5月に呉市の海上自衛隊基地に入港した、イギリス海軍の「リバー」級哨戒艦「スペイ」は哨戒艦と呼ばれ、イギリス海軍は哨戒艦をどんな考えで持ち「リバー」級を建造したのか?

目次

哨戒艦とは?

2025年(令和7年)に海上自衛隊は新たな種類の艦艇として「さくら」型哨戒艦を進水させました。哨戒艦は各国海軍も保有しており、海自の哨戒艦導入は他国よりも遅い方と言えます。
そもそも哨戒艦とは何か?

役割は自国の領海や経済水域の警備に加えて、捜索や救難と言った人命救助(イタリア海軍の哨戒艦は地中海で遭難する難民救助を行っている)に海上での密輸を阻止する任務も行っています。
いわば日本の海上保安庁が持つ巡視船と同様の役割がある艦艇と見えるが日本の哨戒艦が護衛艦や補給艦まで投入した東シナ海での哨戒任務を専用の哨戒艦で行うのを目的に建造し、フランスが本国より遠いニューカレドニアの警備に哨戒艦を必要とするなど海軍や海自の軍事組織が持つ哨戒艦は脅威から国家の領域を守ると言う面が強い。
護衛艦などの戦闘艦艇を有事に備えさせ平時に出動するのが哨戒艦と言える。

イギリスの領海警備

イギリスにおける領海警備は日本と異なる部分がある。イギリスはかつて世界各地に植民地を広げ、1997年に中国へ返還された香港の海上警備に哨戒艦を必要としていた。また北海油田の警備も行っている。またイギリスが海域の警備に関して独自の考えを持つようになったのは1958年から1976年にかけて行われたアイスランドとの漁業権を巡る紛争であるタラ戦争だ。

アイスランドは漁業水域の拡大を宣言してイギリスと対立しイギリス海軍とアイルランド当局が海上で小競り合いが生じ国交断絶にまで及んだ。これはアイスランドの産業が漁業しか無く漁業の拡大が死活問題であったからだ。アイスランドはNATO脱退をちらつかせアメリカを巻き込み漁業水域拡大に成功する。
 そして現在、イギリスは同盟国や同志国へのサポートを行うとして哨戒艦をインド太平洋へ派遣し外交関係を築く役割も担っている。

リバー級哨戒艦

水域の争いが実際に起きたイギリスは国際社会も1973年から200海里の排他的経済水域による保安を意識した事もあり「アイランド」級から現代の哨戒艦を保有する。「リバー」級は2001年から建造が始まり9隻がイギリス海軍に配備されタイ海軍とブラジル海軍も採用した。

日本の護衛艦「あぶくま」型より小さい満排水量2000トンの船体はブロック構造になっており、それは1バッチから3バッチにおける艦の設備増加に対応できるように全長が延長しやすい構造である事も意味した。武装は30ミリ機銃1基に7.62ミリ機銃が2~4基と軽武装であり後部甲板はヘリの発着が可能ではあるものの、格納庫は無い。それでもクレーンとコンテナを搭載し救助など多様な任務が行える艦艇となっている。

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