架空の未来の日本を舞台にしたアニメ「PSYCHO-PASS(サイコパス)」シリーズ
2019年の1月から三部作の劇場作品として新作が公開されました。
そのなかでもアクションとミリタリーの色が濃い三作目のSinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」を紹介します。
PSYCHO-PASS サイコパスらしくない作品
PSYCHO-PASSシリーズは「シビラシステム」と言う人間の精神状態から犯罪者かどうか監視する社会になっている架空の未来の日本が舞台の作品です。
これまでの作品では舞台が海外になっていてもシビラシステムがあってPSYCHO-PASSの世界観の根幹になっていました。
しかし本作はシビラシステムが無いネパールやブータン辺りらしいアジアの架空の国が舞台でPSYCHO-PASSの世界観の根幹が無い珍しいものとなっています。
しかしそれは主人公である狡噛慎也(こうがみしんや)の為の物語だからです。
傭兵の主人公
主人公の狡噛はTVアニメ版1期では主役の刑事として登場
しかしある事件で日本から出て海外で傭兵として戦うようになります。
傭兵として訪れたチベットヒマラヤ連合王国でゲリラに襲われる避難民を助けた事から戦う術を学びたいと言う少女テンジンと暮らす事に。
狡噛の前に日本から外務省の花城フレデリカと言う役人が海外に居て帰国できない「日本棄民」の調査と称して現れます。
三人が共同生活を過ごす中で内戦中の連合王国は和平に向けて動きますがテンジンはその裏にある陰謀を知ってしまいます。
狡噛はその真相から傭兵としてでは無い戦う決意をするのです。
アニメと言うよりアクション作品
冒頭から酒場での乱闘に始まり避難民を助ける銃撃戦に傭兵として加勢する銃撃戦にラストの列車での戦いと銃やナイフに拳や蹴りを使うアクションが本作では盛り込まれています。
そのアクションシーンは自衛隊や警察にもタクティカルトレーニングを指導する田村装備開発がスタッフに加わっているので見応えがあります。
PSYCHO-PASSを全く見た事無くてもセガールやステイサムが主演のアクション作品が好きなら主人公の狡噛をそうしたアクション俳優になぞらえて見ると見易いと思います。
また内戦が起きている国が舞台なのでゲリラに紛争調停の軍事組織が登場してミリタリー要素は多めです。
本作は3月に公開され公開している劇場は少ないですがPSYCHO-PASSを知らなくてもアクションとミリタリーが好きな人に見て欲しい作品です。
(C) PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に__ サイコパス製作委員会
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