MENU

ロシア新型戦車T-14に自衛隊は勝てるか?

当サイトは「Googleアドセンス」や「アフィリエイトプログラム」に参加しており広告表示を含んでいます。
  • URLをコピーしました!

ロシアは新たな装甲車輌として「アルマータ」を開発しました。この「アルマータ」を基に開発されたのが新型戦車であるT-14です。
このロシア最新戦車に日本の戦車は勝てるのでしょうか?

目次

ロシアの新装甲車

2015年のモスクワで行われた対ドイツ戦勝70周年パレードにおいて新型車輌が2種類登場しますた。1つは戦車のT-14、もう1つは歩兵戦闘車のT-15です。
ロシア陸軍は装甲車「アルマータ」を基礎となるプラットフォームにして、戦車型のT―14と歩兵戦闘車型のT―15を開発しました。

将来的には自走砲型など「アルマータ」の派生型が開発され、ロシア軍の指揮通信システム「ESU TK」で繋がるネットワークシステムを構築する車輌になる予定です。
これら新型車輌でロシア装甲車輌の世代交代を進める予定ですが、経済制裁とウクライナ戦争により西側からの部品調達や予算確保の問題から「アルマータ」シリーズは量産や新たな開発が進んでいないとされています。

新型戦車T-14

「アルマータ」シリーズの戦車型であるT-14は無人砲塔を備えているのが特徴的だ。
戦車の無人砲塔は旧ソ連時代の1980年代後半に計画された「オブシェクト299」からある。T-14で実現した無人砲塔で3人の乗員は車体だけに配置される。その乗員は車体前部の装甲カプセル室で弾薬の誘爆から防護される仕組みになっている。

戦車砲はロシア戦車の定番である51口径125ミリ砲ではなく、55口径125ミリ砲を装備しています。T-14の無人砲塔は152ミリ砲も搭載可能とも言われ攻撃力は従来よりも高くなっている。
機動力では1500馬力級のディーゼルエンジンにより最高速度が80km/hに達するとされている。これはT-90戦車よりも10km/h速い。
防御力では車体は新新型の防弾鋼材で作られ、モジュラー式複合装甲を砲塔と車体前面に取り入れている。更に敵のミサイルや砲弾を迎撃できるとされるアフガニートAPSをも装備していると言われている。

自衛隊の戦車部隊はT-14に勝てるか?

配備が進んでいないとはいえ、T-14は自衛隊の脅威となる仮想敵になるでしょう。
ロシア領に近い北海道に陸上自衛隊は90式戦車と10式戦車を配備している。この二種類の戦車はT-14に対抗できるか?
90式戦車も10式戦車も西側の第三世代戦車では標準装備である44口径120ミリ滑腔砲を装備している。防御力では複合装甲と10式戦車ではモジュラー式装甲を備え速度では最大で70km/hとT-14が早い。

アフガニートAPSを除けば90式戦車と10式戦車もT-14にそこまで引けを取らない性能だ。残る差はネットワークシステムを生かしてどう戦車部隊としてのチームワーク、他の部隊との連携をできるかになる。もしも自衛隊戦車とT-14が戦うとすればネットワークシステムが実戦で機能し生かされているか証明されるかもしれない。

参考資料
・軍事研究2023年1月号別冊最新兵器最前線「2020年代世界の新戦車」ジャパンミリタリーレビュー「斬新だが量産困難な次期主力戦車T-14アルマータ」文:藤村純佳
・軍事研究2024年7月号「新生ロシア軍親衛戦車師団&「アルマータ」戦闘車両」文:軍事情報研究会 ジャパンミリタリーレビュー
・JグラントEX No.7 「第1特集90式戦車」 イカロス出版

featured image:Nickel nitride, CC0, ウィキメディア・コモンズ経由で

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

思った事を何でも!ネガティブOK!

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

目次