馬にまつわる縁起のいい話~ちょっとヒヤリとする話も

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今年の干支は馬。
現代では馬と触れあう機会は少なく、地域の神事や伝統行事、あるいは競馬や乗馬体験できるスポットくらいでしか目にすることはありません。

しかし、昔、馬は人間のパートナーでした。
ある時は田畑を耕し、ある時は神様の乗り物として信仰の対象になったこともあります。
今回は午年にかけて、馬にまつわる縁起のいい話をメインに紹介していきましょう。

目次

馬のご利益は勝負運・開運・厄除け、なんでもござれ!

去年の干支・ヘビのご利益は金運と技芸の上昇でしたね。
その由来は金運は七福神の一柱である弁財天が蛇を神使にしていることや蛇を抜け殻は金運アップのアイテムという民間伝承など色んな俗信が折り重なった結果ですが、馬の場合、どんなご利益があると思いますか?

その答えはずばり、「なんでもごされ」です!

もっと具体的に言えば馬をモチーフにした縁起物(お守りなど)は所願成就、すなわち色んな願い事が叶うと信じられています。
たとえば商売繁盛&家運繁栄のインテリア「左馬」。

「左馬」は将棋の特産地である山形県天童市の伝統工芸品で、将棋の駒に書かれた「馬」が鏡文字になっています。
こうしてインテリアな将棋の駒は「飾り駒」として親しまれているのですが、「左馬」の起源は今のところ不明のままです。
少なくとも江戸時代後期から「左馬」は存在していたようですね。

それでは何故「左馬を持っていれば運気が上昇する!」と信じられているのか?と言えば、
・馬の字が下の部分が巾着のようになっている=お金が出ていかないように閉まっている
・文字が反転していることから「うま」が「まう」となっている=神楽を彷彿とさせ、験担ぎをしている
などさまざまです。

しかし一方で馬をモチーフにした縁起物のなかには「忍び駒」という岩手県花巻地方に伝わる伝統工芸品もあります。
こちらは藁でできた馬の人形で、そのご利益は縁結び・子孫繁栄・五穀豊穣など。
もっと言うなら花巻市にある観音山、そこにある円万寺にお供えする使い駒だとか。

お寺に馬の人形をお供えするなんてちょっと変わっていますが、このならわしにはちゃんと理由があります。
円万寺に伝わる伝承によれば平安時代の征夷大将軍・坂上田村麻呂がこの地を平定した際に馬頭観音を勧請したことにより、お寺は始まったそうです。
馬頭観音とは文字通り頭に馬を乗せた仏様で、怒ったような顔をしていますが、人々の迷いを食べつくしてくれると言われています。

そんなわけで円万寺は馬頭観音の信仰がされてきたのですが、そのお堂に「忍び駒」はお供えされてきました。
いわく縁結びの使者である「忍び駒」をそれこそ人目を忍びながらお供えし、願いが叶ったら人形を鈴や綺麗な布で飾ってお礼参りするとか。
なんだか今も昔もそういう感謝の気持ちの伝え方は変わらないことにホッコリしますね。

他にもあるよ!こんな縁起物!

さて、ここからはざっくりとした紹介といたしましょう。

  • 馬が九頭で「うまくいく」
    「馬九行九」とも「馬九行駆」とも当て字はさまざまですが、九頭の馬をそろえれば商売運・金運・出世運・勝負運・恋愛運・家庭運・健康運・厄除け・受験合格が上昇するとか。
  • 馬のひづめ
    代表的なラッキーアイテム。西洋のお守りとして厄除けや魔除けがあると信じられていた。穴が開いている部分が上を向いていれば幸運を招き、下を向いていれば不運を防ぐと言われている。またジュエリーのモチーフとしてもよく見かけられる。
  • ダーラナホース
    スウェーデンのダーラナ地方で生まれた木馬のオモチャ。色んなカラーの馬やポーズの馬があるものの、赤く塗られた木馬が正統派。元々は木こりたちが遊ぶ半分でつくった子供のオモチャだったが、長い年月とともにいつしか幸せを招く馬となり、伝統工芸品として定着した。

どうして馬はこんなにもポジティブなイメージがあるの?

古今東西、馬にポジィブなイメージがあるのは馬が活躍してきた場面によるところが大きいと思います。
冒頭でもお話したように馬は人間のパートナーとして田畑を耕したり、神様の乗り物として信仰されてきました。
生活や信仰の場以外にも軍事や交通手段でも活躍していました。

そんな力強く、人々を助けた馬にネガティブなイメージを抱くことはないでしょう。
事実、干支において午年はエネルギーのピークを示しているとか。
(たしかに数えてみると七番目、つまり折り返し地点ですからね)

馬は幸運を運ぶのか、それとも?

さて、ここまで読んでいただいた方の中にはこう思った人もいるかもしれません。
「馬っていい話しか出てこないじゃんか?」と。
たしかに馬は縁起のいい動物ではありますが、同時に怒らせてはいけない存在でもあります。
例を挙げるなら「馬憑き」でしょうか。

馬憑きとは死んだ馬が人間に取り憑くという怪異で、馬を苦しめて死なせた人間や素行が悪い人間が精神が壊れていきながら死に至ると言い伝えられています。
他にも西洋では人間を水辺に惑わして溺死させる水の精ケルピーは馬のカタチをしていますし、ギリシャ神話など西洋の神話や伝承では人食い馬が登場していたりしますね。
そもそも馬頭観音だって仏では上から数えれば早い位の観音さまでありながらも、何故怖い顔をしているのでしょうか?

それはひとえに「昔の人が馬の怖ろしい一面を知っていたから」だと思います。
馬は速く、力強く、人の力を遥かに超えた存在です。
馬にとっては当たり前の力加減で放たれた蹴りは人間にとっては命を落としかねません。

そんな馬がシンボルになっている午年はエネルギーが最高潮に達する年。
物事がものすごいスピードで進む一方で、制御を失えば思わぬ方向に転んでしまうリスクもあります。
きちんと手綱を握り、身を引き締めていきましょう!

2026年の干支は馬

馬のご利益はまさに万能で、健康運、商売運、家庭運などなんでもござれとなっています。
実際、馬をモチーフにした縁起物では飾り駒の「左馬」なら商売繁盛&家庭繁栄、馬のひづめなら開運&厄除けですね。
それもこれも馬が生活、信仰、軍事、交通手段などさまざまな場で活躍してきたからでしょう。そのため、そのご利益を信じた人々によって厚く信仰されてきたのだと思います。

同時に馬は軽んじてはいけない存在でもありました。
折しも午年はエネルギーが最高潮になる年です。
嬉しいことがあっても天狗にならず、自分を律して生活できたらと思います。
何しろ馬には馬憑きやケルピーなど恐ろしい一面もありますからね。

出典/引用
・「暮らしの図鑑 幸せ招く縁起物」本間美加子(著)
・2026年ウマくいきますように…午年を知ろう 十二支の7番目「前進」「飛躍」の象徴 : 日刊スポーツ
・来年の干支「馬(午)」とは?意味・由来・運勢・暮らしに活かす開運ポイント │洗濯機などのかさ上げに
・馬の意味とは?縁起物「左馬」の由来と「午」のスピリチュアルな秘密を徹底解説 | 占いおまじないスピリチュアル
・馬はなぜ「縁起物」?世界中で幸運の象徴とされる理由 | 株式会社アミナコレクション
・縁起物の飾り駒「左馬」とは?その由来と意味を分かりやすく解説 | 株式会社アミナコレクション
・運気を上げよう!縁起物として愛される馬たち
・忍び駒 | お土産【花巻観光協会公式サイト】
・幸せを呼ぶ馬「ダーラナホース(ダーラヘスト)」とは?色の意味と本場の有名メーカーを紹介 | めぐーるギフト
・「ペガサスから人喰い馬まで」世界の“神獣化した馬”たちの伝承 – 草の実堂
・馬憑き – Wikipedia
・馬の形をしたオカルト的・伝説的実体の詳細辞典|人工精霊女子フローラ

※画像はイメージです。

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