世界にも都市伝説が存在しています。
その中でもコレは?と思った日本以外の都市伝説を、ワタシ的にチョイスして7個ほどご紹介します。
This Man
おそらくオカルト好きな方でなくても、モチーフにした映画が発表されているのでご存知の方もいると思います。
事の始まりは精神病院に通う女性患者が、「度々見知らぬ男性の夢を見る」と相談したことから始まった。
医師が女性の話からモンタージュを作りだすと、彼女とは全く無関のない男性患者が同じ男性の夢をみたと言い出したのです。
医師は男が誰なのかを追求すべく、インターネットにモンタージュ画像を公開すると、沢山の国々から予想がつかない程の目撃例や接触した事があると返答があったのでした。
やがてモンタージュの彼は「This Man」と名付けられ、正体不明の存在として知られるようになったのです。
実はこの現象は仕組まれたもので、イタリアのマーケッターがゲリラマーケティングとして実施したというのです。
インターネット上にあるさまざまな口コミを利用し、拡散するバイラルマーケティングを実施しており、その一環としてThis Manサイトを制作します。しかし何をアピールしようとしたのかは今だ不明で、ある映画の宣伝だったなどいろいろな説が存在しています。
日本でもこのエピソードをベースにして漫画やドラマなどが製作されました。もともと実験のような感覚で噂が広められたそうですが、それだけで多くの人が本当に夢の中で彼を見るのかは疑問です。
ドラゴンズ・トライアングル
バミューダトライアングルの日本版で、野島崎〜小笠原諸島〜グアムを囲んだ海域ですが、三角と表現するのはどうでしょうか?というぐらいの長細い形に思えます。
たぶんその事に気がついたのか、野島崎から太平洋方向に向けて測定点を伸ばして無理やり三角と主張しているようです。
この海域では、昔から多くの漁船などの船や旅客機が行方不明になり、ナニカに海へ引きずり込まれたり、時空が歪んでいるとか、挙げ句には超古代文明の影響だとも・・・・。
たしかにムー大陸の一部がこの海域、もしくは近辺にあるような説が存在するのです。
実際には、このエリアは台風や温帯低気圧による暴風雨などがよく発生する地域で、遭難する理由はほとんどが自然現象。なかには海底火山の噴火などの珍しい事例もあるそうです。
ただし全てがそうではなく、中には原因が解らない事もあります。もしかしたら・・・本当に何かが潜んでいるのかもしれません。
猫レンジ
アメリカで女性が猫を洗い、乾かそうと思って電子レンジでチンすると乾燥するどころか亡くなってしまった。
飼い主はレンジの説明書に「猫を乾燥するのに使用してはいけない」と記載がなかったとメーカーを訴え、最終的に損害賠償を獲得したという話です。
しかしこれは都市伝説であり、証拠として説明書に記載はなく、このような裁判を行われていないません。
この話が嘘だとしても、電子レンジは旧日本軍の開発していた「怪力光線」として、マイクロ波で敵兵を殺傷する兵器が元である事実があります。
兵器としては使用に耐えないでしょうが、数メートル離れた実験動物を殺害するのには成功したらしい。
因果関係はありませんが、個人的な威権として電子レンジは殺害マシーンのイメージを植え付けられたように感じます。
暗い日曜日
暗い日曜日というハンガリーの歌謡曲、ラジオで流れた後に多くの人々が自殺をしてしまった。
亡くなった恋人を想って自殺を決意する女性の嘆きの歌詞、誰かに訴えかけるような思いがこもった歌声が、不安定な社会情勢のなかで圧迫されていたハンガリーや世界の人のメンタルに影響を及ぼし自殺に追い込んだと言われています。
それからは「自殺ソング」や「自殺の聖歌」とよばれ、イギリスでは放送禁止、作曲者の自殺したのです。この事実から曲には「暗い日曜日」には、日本でいうところの「言霊」が仕組まれ、それがトリガーになってレミングの自殺のように人々を死に追いやったのかもしれません。
ところで呪いの歌といえば、日本でも80年代に「クリネックスcmを聞くと呪われる」という噂がなれたのをご存知でしょうか?ここでは詳しくは説明しませんが、これは全くのデマだったのですが、「暗い日曜日」と聴き比べると、なんとなく雰囲気が似ていませんか?
ブラッディ・マリー
「ブラッディ・マリー」もしくは「ブラッディ・メアリー」と呼ばれる、名前から既に若干の出落ち感があるアメリカの都市伝説。
いくつかのバリエーションがあるのですが、真夜中に鏡に向かってその名前を3回呼ぶと、血まみれでブラッディな黒髪の若い女性の怪異が現れ、危害を加えてくる。最悪の場合は発狂して死亡するらしいのです。
鏡に纏わる似たような怪異はアメリカのみならず、日本を含めた世界中に存在し、これには鏡恐怖症という心理現象が引き起こす幻が原因だと思います。
ですが古来より鏡は神聖で霊力が宿るなど、信仰の対象でもある事を忘れてはならず、つまりは・・・。
フー・ファイター
要するに未確認飛行物体ですが、単なるそれとの違いは大戦中に軍人によって目撃され、敵軍の兵器と誤認された物体を意味します。
語源は当時、シカゴの新聞に連されていたギャグ漫画の主人公が発する意味不明の口癖「foo」から取られ、物理法則を無視した意味不明の飛行をする戦闘機という意味で「foo fighter」と呼ばれたとか?(解釈に間違いがあるかもしれません)
ちなみに筆者は「Who(だれ)fighter」だと思っていました。
フー・ファイターが目撃されはじまたのは第二次世界大戦から、場所は世界各地で各国の兵士に目撃され、目撃した人は敵国の秘密兵器と思ったそうです。
正体は光の反射や極限状態になった兵士の幻覚だそうですが、複数の兵士が同時にみる事例やあからさまに自然現象ではない事も。いくつもの仮説のなかで、ナチスドイツ軍の秘密兵器という説があります。
実際、ドイツは二次大戦中にオーバーテクノロジーのように感じる兵器を生産し、円盤型の飛行物体の開発に成功していたとも言われています。
真贋は不明ですが、ナチスドイツの超兵器にロマンを感じてしまいませんか?
メン・イン・ブラック 7
もうひとつUFO絡みで、アメリカの都市伝説「メイン・イン・ブラック」を紹介します。
ふとした事から宇宙人やUFOに関する秘密を秘密を知ってしまったり、接近遭遇してしまうと、どこからともなく、黒いスーツにサングラスを着用したイカツイエージェントが現れる。
機密度の重要さによって、警告されて終わる場合もあれば、拉致や監禁、最悪の場合は口封じで暗殺されてしまいます。
彼らは都合の悪いUFOや宇宙人の情報を隠蔽する為の政府の秘密工作員と言われ、その姿から「メン・イン・ブラック」呼ばれています。
1942年にUFOのような飛行物体を目撃した新聞社に、観たものを口外しないように警告したというのが最も古い記録らしく、現在に至るまで各地で暗躍しているらしいのです。
正体は人間ではなく宇宙人というのはなんとなく想像できますが、妖怪という説もあって自由度が高いですね。
著者が思うのは、調子に乗ったマニアがUFOの噂がある軍の基地に忍び込んで、めっちゃ怒られたのを脚色したのがこの都市伝説の正体じゃないかと思います。
まだまだある!世界の都市伝説
いくつかの都市伝説を、私なりの解釈を含めて紹介しましたがいかがでしょう?
他にもまだまだありますので、お勧めやこれはどう思う?というリクエストがあれば、コメントにてお知らせください。つまらないやピクシブ百科事典のパクリ!などのネガティブな感想もかまいません。
でも・・・もしかしたら今夜邪魔して貴方の後ろに・・・あとはご想像にお任せします。
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